青海のブログ

本や映画、展覧会の記録と感想等。時々、発達障害について。

『ブックサンタ 2023』へ 参加しました

この時期になっても、古米がまだ食べ終わりません…でも終わらせる!

 

さて、今年初めて『ブックサンタ』という活動に参加したので、その短い記録です。

 

絵本って結構高額

 

ブックサンタとは、「様々な事情で大変な境遇にいる子どもたちへ、本をプレゼントしよう!」というプロジェクトです。全国のNPOと書店が連携して何年か前からか続けられています。

 

booksanta.charity-santa.com

 

参加希望者は、この活動に賛同している書店へ行って、選んだ児童書を購入する際、「ブックサンタに参加したい」と書店員さんへ伝えるだけ。数百円から参加可能だとか。

 

私は、SNSでこの活動をたまたま知り、今年初めて参加しました。好きな作家様(須賀しのぶさん)も参加されていますしね!

 

writer.charity-santa.com

 

子供向け(対象範囲:0歳~高校生)の本なので、絶対「児童書」に限定する必要はないようですが、児童書売り場で選んだ方が分かり易いですし、何でも小学生向け書籍が足りていないようです。

 

…で、丸善某店舗の児童書売り場にて、セレクトし、「ブックサンタ参加」と書店員さんへ申告して、参加しました。

しかし、対象年齢は小学生未満かも…私が子供の頃、結構上級生向けの本を読んでいたから良く分かりません。

 

贈る本を選ぶのは気持ちがアガります

 

あれこれ考えていたのに、結局、私が幼少時読んでいた絵本やその作者様の書籍となりました。のりもの図鑑は違いますが、こういうのに夢中になる子もいるだろう…と。ロングセラーの名作本って、「それだけ凄いのだ」と再確認しつつも、もっと新しい絵本も入れたかったのですが、結局保守的?な選択となりました。

 

 

じつは、これも私が幼少時愛読していた『おおきなおおきな おいも』も見つけましたが、予算は無限大ではないので…上記4点に留めました。

 

 

それにしても、自分もこんな寄付ができるようになったのだ(経済的に)としみじみしましたよ。

 

ただ…このような活動でちょっと気になった点があります。

活動の趣旨そのものは、素晴らしいと思いますし、一応、事前に運営団体(企業)のこともサッとですがチェックしました。活動報告もされて、割ときちんと運営されているという印象です。

 

ただ、寄付をする側、賛同されている書店さん、運営団体、配布協力されている連携団体…皆がしっかりして、例えば支援が必要な貧困家庭へとまっとうに届けられたとしても…「届いた先」で届けた本が、今後対象の子ども達に愛読してもらえるのだろうか?そこまで追いかけることは果たして可能か?と少々懸念しております。

 

例えば…「届いた新品の本を、受け取った家庭の人達がそのままメルカリに出品しないか?」とか。

 

私は汚れた大人なので…困っている人達=善良な人達 とは限らないようなぁと思っています。何度も言うように、活動の趣旨自体は、素晴らしいと思います。でもこれ、「関わる人達皆が善意を持って、真面目にルールを守っている」ことを前提にした活動かと…ある程度、関わる人達を”監視”する観点で運営する必要がないかな?と思いました。監査ってことですね。余計なお世話かもしれませんが。

 

「ブックサンタ」公式サイトより引用

 

とりあえずは、本を必要とする子ども達へ届くことを(そして長く愛されることを)祈るしかないな…と考えますが。

 

4冊購入しましたよ~

 

それでは、また!