この時期になっても、古米がまだ食べ終わりません…でも終わらせる!
さて、今年初めて『ブックサンタ』という活動に参加したので、その短い記録です。
ブックサンタとは、「様々な事情で大変な境遇にいる子どもたちへ、本をプレゼントしよう!」というプロジェクトです。全国のNPOと書店が連携して何年か前からか続けられています。
参加希望者は、この活動に賛同している書店へ行って、選んだ児童書を購入する際、「ブックサンタに参加したい」と書店員さんへ伝えるだけ。数百円から参加可能だとか。
私は、SNSでこの活動をたまたま知り、今年初めて参加しました。好きな作家様(須賀しのぶさん)も参加されていますしね!
子供向け(対象範囲:0歳~高校生)の本なので、絶対「児童書」に限定する必要はないようですが、児童書売り場で選んだ方が分かり易いですし、何でも小学生向け書籍が足りていないようです。
…で、丸善某店舗の児童書売り場にて、セレクトし、「ブックサンタ参加」と書店員さんへ申告して、参加しました。
しかし、対象年齢は小学生未満かも…私が子供の頃、結構上級生向けの本を読んでいたから良く分かりません。
あれこれ考えていたのに、結局、私が幼少時読んでいた絵本やその作者様の書籍となりました。のりもの図鑑は違いますが、こういうのに夢中になる子もいるだろう…と。ロングセラーの名作本って、「それだけ凄いのだ」と再確認しつつも、もっと新しい絵本も入れたかったのですが、結局保守的?な選択となりました。
じつは、これも私が幼少時愛読していた『おおきなおおきな おいも』も見つけましたが、予算は無限大ではないので…上記4点に留めました。
それにしても、自分もこんな寄付ができるようになったのだ(経済的に)としみじみしましたよ。
ただ…このような活動でちょっと気になった点があります。
活動の趣旨そのものは、素晴らしいと思いますし、一応、事前に運営団体(企業)のこともサッとですがチェックしました。活動報告もされて、割ときちんと運営されているという印象です。
ただ、寄付をする側、賛同されている書店さん、運営団体、配布協力されている連携団体…皆がしっかりして、例えば支援が必要な貧困家庭へとまっとうに届けられたとしても…「届いた先」で届けた本が、今後対象の子ども達に愛読してもらえるのだろうか?そこまで追いかけることは果たして可能か?と少々懸念しております。
例えば…「届いた新品の本を、受け取った家庭の人達がそのままメルカリに出品しないか?」とか。
私は汚れた大人なので…困っている人達=善良な人達 とは限らないようなぁと思っています。何度も言うように、活動の趣旨自体は、素晴らしいと思います。でもこれ、「関わる人達皆が善意を持って、真面目にルールを守っている」ことを前提にした活動かと…ある程度、関わる人達を”監視”する観点で運営する必要がないかな?と思いました。監査ってことですね。余計なお世話かもしれませんが。
とりあえずは、本を必要とする子ども達へ届くことを(そして長く愛されることを)祈るしかないな…と考えますが。
それでは、また!