青海のブログ

本や映画、展覧会の記録と感想等。時々、発達障害について。

『クルエラ』感想(ネタバレあり)

地元の映画館でディズニー実写映画『クルエラ』を鑑賞しました。都内では、上映館が中々無いようですね。

 

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ディズニー公式サイトより引用

 

2021年製作/134分/G/アメリ
原題:Cruella
配給:ディズニー
評価:★★★☆☆(5つ★満点))


視聴した当初の印象は面白かったですが…長かった!!!そして、モヤッとするところが色々…以下、手短に感想です。


※盛大にネタバレしています

 【目次】

 

ファッションは良かった

ファッションには強くはありませんが、本作のクルエラのドレス、素敵でした。バロネスの乗った車の上に上がり込んでポーズを取る時のドレスや、ゴミ収集車から出てきて、去る時のドレスが良かった。

 

タイムボカンシリーズ三悪

クルエラ一味って、女性のクルエラ(エステラ)がリーダー然として、ジャスパー、ホーレスの男2人を従えて…あれ、これってタイムボカンシリーズ三悪じゃないの?(※済みません、年寄りの感想です)

dic.pixiv.net

ヤッターマンドロンジョ様ポジションかあ、クルエラ。国を問わず、こういう組み合わせは共通するのか…(笑)

 

三悪と言えば、ヤッターマンの初代エンディングテーマの↓この曲です。


www.youtube.com

 

もう『クルエラ』思い出す度に、この歌が脳内BGMに(笑)

 

張り巡らされたポリコレ

ディズニー映画だなあと思ったのは、この3人が、同居も行動も共にしているのに、性的な意味での親密な関係になるとか、色恋沙汰が全く起こらないことです。

だって不自然じゃあないですか。一つ屋根の下で保護者も無く子供の頃から生活を共にしてきた若者たちが、しかもお互いを支えに必死で生きてきた関係性で何にも無しだなんて。ディズニープリンセスならすぐ恋が始まるような状況でも、ヴィランは駄目なのかなあ。他人同士で恋愛無しの一味だなんて、正に三悪

そして彼らの育ってきた境遇なら、裏社会のネットワークと無縁ではありえない筈。3人だけで独自にこんな泥棒稼業が(おそらく10年以上も)続けられるとはとても思えない。真っ先にこんな孤児達が食い物にされるでしょう。3人とも、セックス・ドラッグ・暴力と無縁に生きてきた様子が不自然。

 

成長した彼らが美人局で稼ぐことも無し(一番やりそうなのに!!)。結局犬(育ての母の仇のダルメシアン達)も殺しませんし。凄いいいこちゃんな犯罪者達なんですよ。

 

悪役と言うには役不足

上記のように、結局犬も殺さないし、こんなのクルエラでないとしか言いようがないです。やっつける存在が、主人公達より性質の悪いサイコパスなので、義賊になっちゃっているような。宣伝のコピーにあるように、「白黒つける」様子は全然なし。

 

微妙な三悪の関係

「家族だと思っている」というのがクルエラ・ジャスパー・ホーレスの関係なんでしょうが、ちょっと見つめ合うところとか、結局進展が無くて不完全燃焼感が。
それに、途中まで、クルエラに腹が立ってしょうがなかったです。ジャスパーもホーレスも(泥棒としては)とても有能でいい奴らで、あんなに彼女に無償で尽くしてくれているのに、あの態度(呆)…悪役だからそれでいいのか(笑)

改心したから良かったけど、良く二人とも許したなあと思いました。

 

愛犬家なクルエラ一味

個人的には、"男前デブ枠"のホーレスを演じた、ポール・ウォルター・ハウザーがお気に入り。ウインクという名前の眼帯をしたチワワが相棒で、この子も大活躍します。

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"男前デブ"なポール・ウォルター・ハウザー

クルエラの親友である犬のバディといい、あれ?この三悪、犬大好き?これで101匹ワンちゃんにつなげるのは無理なのでは?

動物虐待なんか描いたら、売上どころか、全世界レベルで炎上の恐れがあるからでしょうが、これじゃあキャラが破綻していないかと思います。楽しんで鑑賞しましたが、思い返すと話に無理があるところが多い話でした。

ワンコはかわゆかったのですけれど。

 

それでは、また!

『インスマスの影 ラヴクラフト傑作集』(全2巻)田辺 剛 著 感想

H・P・ラヴクラフトの傑作短編小説で、クトゥルフ神話の系譜につらなる「インスマスの影」(原題:The Shadow Over Innsmouth)を田辺 剛先生が完全漫画化した『インスマスの影 ラヴクラフト傑作集』(全2巻)をまとめて読みました。

 

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表紙のテイストは俺の好みじゃない…


原作小説は既読なので、筋は知っていましたが…充実した読書の時間を過ごせました。幸せ。


と、いうわけで以下感想です。

 

 

 


※注:盛大にネタバレしています
評価:★★★★★(5つ★満点))


【目次】

 

概要

アメリカ合衆国のホラー作家、H・P・ラヴクラフトが1936年に発表した短編小説にして代表作の「インスマスの影」をラヴクラフト作品の漫画化で世界的にも評価されている田辺 剛先生が完全漫画化した作品です。

 

あらすじ

物語は全て終わった後の主人公の回想で語られます。

1927年7月、成人となった記念に母方のルーツを訪ねてニューイングランドを貧乏旅行していた主人公。旅の途中のニューベリーポートにてインスマス経由でアーカムへ行くバスがあると知った彼は、周りの人が止めるのも聞かずに、そのバスを利用する事に。

かつては賑わっていたが、数十年前に疫病で没落したと噂される港町インスマスに降り立ちますが…

 

感想

注意:あらためて書いておきますが、以下はラヴクラフトの原作小説『インスマ(ウ)スの影』のネタバレにもなります。それを御了解いただいた方のみ、読んでください。

 

最後は結局『Let it go』

主人公が、若さゆえの冒険心・好奇心でいわくつきの町へ行ってしまい、結局死ぬ思いで逃げだしますが、真の恐怖はここからだった…という話。やっとの思いで逃れた!と思っていたところで逃れようのない恐怖が待っていた絶望。自殺しようとするも、その段階も突き抜けた主人公の変容。


今読んだら、このパターンの話はそう珍しくないでしょうが、発表当時は衝撃だったのではないかと思います。

 

原作で読んだとき、ラストシーンのBGMは『Let it go』(ディズニー映画『アナと雪の女王』)だな、これは。と思いました。今読んでも、レリゴ~♪と脳内で音楽が鳴ります(笑)

 


www.youtube.com

 

読んでいて、非常に満ち足りた気持ちです。癒されました。うふふ(怖)

 

作画が素晴らしい…が

上記のように、原作を読んでいて筋は分かっていたのですが、田辺先生の素晴らしい漫画化で、よりこの作品世界を楽しめました。

最後、主人公が自らの立ち位置と行く末を高らかに宣言する見開きの"絵"は、荘厳な美すら感じられました。"綺麗"とは違う、むしろキモイ絵なのですが(田辺先生、グッジョブ!!)。

今までの田辺先生による、H・P・ラヴクラフトの漫画化では、『神殿』や『ダゴン』等も独特の美があって、魅了されていました。

ただ、今回"深きものども"(Deep Ones)のデザインがクリーチャーとして完成され過ぎていて、ある意味カッコいいとも言える造形なのが不満です。カッコよすぎるのですよ。原作読んだ時のイメージでは、カエルと魚が人間とブレンドされた奇怪さがあったのに。あれでは、主人公が垣間見て失神する説得力がありません。

 

インスマスの住人たちの「インスマス面(づら)」はキモかったのですが、うーん、難しいなあ。完全に魚類顔になっちゃったら、「魚」とか「怪獣」でしかないので、嫌悪感が感じられないです。人間とそれ以外のモノとの中間の、絶妙な(?)ブレンド具合が気持ち悪さを喚起する元かと思いました。

 

もうちょっと、カエルの要素も欲しかったです!

 

インスマスの影』をミュージカル風にした動画。


www.youtube.com

 

そう、このようなキモさが田辺版『インスマスの影』に欲しかったです。

作品の設定の悍ましさ

この『インスマスの影』の悍ましさは、オーベッド・マーシュ船長ら、インスマスの人々が"深きものども"相手に異類婚を行って子供を作った、という点が大きいと思いますがその辺りを考えても、本書での"深きものども"では、あまり気持ち悪さを感じられないのですよ。全身固そうだしセックスする時、怪我しそうで大変そう…と思うくらい。

 

オーベッド・マーシュが割とハンサムな造形になっているのが、"起こったこと"の悍ましさを強調はしていると思いますが。

 

崖の上のポニョ』との関係

こちらで既に考察されているように、スタジオジブリの『崖の上のポニョ』はクトゥルフ神話だ、という話に私も全面賛成です。(初め読んだとき爆笑しました)

 

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最恐母娘

 

ポニョは"魚の子"だし、魔法を使う時の顔が半人半魚で、まさに「インスマス面(づら)」!! ちゃんと魚と人間との境界ゆえのキモさが描かれています。


そして、父親のフジモトは、プトゥ・トヤ=ル・イー と異類婚して子供を作ったオーベッド・マーシュ船長そのものだし、母親のグランマンマーレは海の神。しかも、デボン紀(約4億1600万年前から約3億5920万年前まで)の海を知っているというので、たかだか8万歳のプトゥ・トヤ=ル・イー では例えるには役不足かもしれません。むしろ、上のリンク先で言われているように"深きものども"の長である「父なるダゴン、母なるハイドラ」クラスの神の1柱かもしれませんね(笑)

 

どうする宗介…とんでもない方々と約束しちゃったよ…

 

ところで、サイズの全く異なるフジモト・グランマンマーレの夫婦ですが、映画公開当時、「どうやって子供作ったんだろうか…?"体外受精"か!!」と思っていました(後から、グランマンマーレは体の大きさを調整できると知りましたが。)。
ポニョの、あの妹たちの数を見ても、胎生じゃないですよね?絶対卵生。そしてこの夫婦の造形は諸星大二郎先生へのオマージュでしょうか、やっぱり。

 

 

それでは!

風間サチコの描き出す悪夢

コロナ禍の緊急事態宣言の余波を受けて、今年の5/31まで休館だった美術館(展覧会)は多かったと思いますが、清澄白河東京都現代美術館もその一つ。

 

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ポスター左下が風間サチコ作『ヴァルハラ』の画像

 

ここで開催中の『Tokyo Contemporary Art Award 2019-2021 受賞記念展』では私がとっても好きな版画家の風間サチコ氏が受賞者の一人として展示をされるそうなので、前々から行くつもりでした。

 

www.tokyocontemporaryartaward.jp

 

しかしこの休館で、おあずけ(´・ω・`)。状況次第で、下手するとこのまま会期終了になる?と冷や冷やしていたのですが、6/1よりめでたく(事前予約者向けのみ)再開したので、行ってきました☆.。.:*(嬉´Д`嬉).。.:*☆

 

【目次】 

 

作家 風間サチコ とは

風間サチコ氏の経歴・受賞歴などについてはこちらを。

 

彼女の過去への膨大な調査に基づく批評精神溢れる作風は、レトロな昭和臭を感じさせる反面漫画的なポップさもあり、自分にはとても魅力的なものがあります。古典的な白黒の木版画で、こういうことをやるのが非常に面白い。その画面はアクが強いけれども、時に独自の美しさをたたえています。


今後もその動向が楽しみな作家さんの一人です。

 

疫病とかオリンピックとか

作家は近年、戦時中の日本やドイツに材をとって現代のグロテスクさを暴きだす傾向があるようで、今回は『ニーベルングの指輪』やトーマス・マン魔の山』をモチーフとした作品が多く見られました。

魔の山』(結核とかサナトリウムとかの話)とか、このコロナ禍を思うと、洒落にならない題材です。しかも『Tokyo Contemporary Art Award』では、受賞者への海外活動支援を実施しているようですが、風間さんはコロナ禍の影響により、2020年3月に予定されていたドイツ渡航を中止されたそうです(涙)

 

また、今回の展示で一番個人的に良かったと思う作品は、『ディスリンピック2680』。戦前日本の「国民優生法」と1940年に開催される予定だった"東京オリンピック"、そして2020年の東京オリンピックを絡ませた大作(2.4m×6.4m!)です。優生思想がもたらすディストピアの悪夢と美しさ。

 

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『ディスリンピック2680』2018年

 

私は風間氏の仕事に初めて接したのは、実はこの作品で、です。2018年に埼玉は東松山市の丸木美術館にて『風間サチコ展 ディスリンピア2680』が開催された時、はるばる作品を鑑賞しに行きました(遠かった…僻地)。

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『ディスリンピック2680』中心部拡大


推測ですが、当時は(反骨で知られる)丸木美術館以外にこのような題材(強引に開催されようとしていた2020年オリンピックに喧嘩を売るような)の作品を展示できる場所が無かったのだと思います。それが、皆さんご存知の通りこのコロナ禍で、状況が変わっていますが…

 

素晴らしい展示内容でした

さて、『Tokyo Contemporary Art Award 2019-2021 受賞記念展』では、同じく受賞者の下道基行氏との実質二人展でした。正直、興味が有ったのは風間氏の作品の方だったので、感想はこちらに絞ります。

 

本展覧会は会場内での撮影が可能。近年は、日本の美術館でも撮影を許可するところが増えているのでしょうか?写してきた作品を、ここで一部ご紹介します。

 

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『獲物は狩人になる夢を見る』2016年

 

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『侏儒の王国』2019年

 

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(タイトル失念しました、ドイツが題材の作品)

 

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『獄門核分裂235』2012年

『獄門核分裂235』は、3.11の震災と原発事故を受けての制作かと思いますが、何気に原子核の図を元にしていますね。「電子」に当たる「顔」の造形に既視感があったんですが…記憶を探ったら大海 赫先生の著書『メキメキえんぴつ』でした(勝手ながら)。

 

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『獄門核分裂235』一部拡大

 

 

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『人外交差点』一部拡大

『人外交差点』(2013年)という作品は、渋谷駅前を題材にしていますが、ハチ公像が、ケルベロスになっていますよ…画面奥のパトカーのランプが人の目のように描かれているのも芸が細かい。

 

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『噫!怒涛の閉塞艦』2012年

 

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『風雲13号地』2005年

 

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『風雲13号地』一部。東京ビッグサイトやフジテレビのビルが…


正直、こんな小さい画像では、風間作品の良さは伝わらないと思いますが、仕方がありません。本記事のリンク先の方が、作品画像が綺麗に大きく掲載されていると思います(苦笑)

 

作品制作の資料も充実

会場には、風間さんが制作の参考とした資料も沢山展示されていました。今見ると、相当アレな内容をうかがわせるものも。でも当時は真剣に作られていたのかな…

 

ただ置いてあるだけで、その発するメッセージの強さよ。

 

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作品制作資料①

 

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作品制作資料②

 

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作品制作資料③

 
それでは、また!

非実在多肉よりも、目の前のクチナシを!

明日からまた雨のようです。やっと、ポーチュラカプランターに植えつけました♪

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再生した古い土を使用。どうなることやら


時期だからでしょうか、先日地元の花屋さんで、クチナシの中々よさそうな苗(価格はちょっと高めだけどサイズが丁度良い&大きな蕾がたくさんついている)が販売されているのに釘づけになりました。♭゚'・:*♪:.ステキ(*´д`爻´д`*)ステキ.:♪*:・'゚♭


クチナシは育てたいと思っていた植物の一つでした。あの花の香り!

 

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初夏の夕方に漂う甘い香りが大好き

↑(Mary BrothertonによるPixabayからの画像)


しばらく前から、別のお店(2店で)でもクチナシの鉢は売られていましたが、ちょっと大きすぎてうちのベランダには…と躊躇していました。ネットでもチェックしてどうしようかと悩んでいましたところで、目の前に優良物件が。まだ蕾なのにたちのぼる芳香にクラッと…

 

が、この日は思いとどまりました。

 

というのは、今後7月下旬~8月に、ちょっと遠方の多肉植物の専門店に行こうかと検討していたからです。そこで、新しい(多肉植物との)出会いがあるんじゃあ?ハァハァ(*´Д`)と妄想しておりましたので、場所を確保しておかなきゃ!と迷っていたからです。

その多肉のショップは、普段行くエリアでないのに加え、このコロナ禍でそれだけのために行くことはどうかと思って、いつか行きたい場所リストに入れていました。が、上記の時期に別件でそのお店の最寄駅を通ることになるので、行ったら心ときめく出会いがあるかも…?ハァハァ(*´Д`)それを考えたら我慢…!モードでした。

 

無限に置ける&世話できる訳ではありませんしね。何事も有限。クチナシは来年にしよう、またこの時期に花屋で売られているよ…

 

 

…で、その後どうしたかというと…クチナシちゃんは、3日後、売られていた花屋へ行って購入しました(笑) 自制心、無さすぎ!

 

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蕾が大きくて開花が楽しみです

いやいや、その自重自戒状態を思い直したのは、「この機を逃したらきっと後悔する」という思いでした。

以前記事に書きましたが、出先で出会ったエケベリアブルースターの鉢を一旦スルーして、結局後悔して、結構日数が経ってから同じ店舗まで行って購入したことがあります。

 

aoumiwatatsumi.hatenablog.com

 

それに、ちょうどカレー沢薫先生の『カレー沢薫のワクワク人生相談』を読んでいて、以下のような相談とその解答を思い出したからです。

 

 セフレ断ちの方法を教えてください!

相性が良い上にお互い特定の人がいないために、5年ほどずるずると関係を続けてしまっているセックスフレンドがいます。そろそろ三十路に突入しますし、ちゃんとした彼氏を作りたいので、離れなくてはと思っているのですが、今の状態が気楽なこともあり踏ん切りがつきません。どうすればいいでしょうか?


(『カレー沢薫のワクワク人生相談』カレー沢薫太田出版 より引用)

 

この質問に対してカレー沢先生が解答で、"セフレを切りたい理由が「出来るかどうか分からない、非実在の"ちゃんとした彼氏"のため」という…"と表現されていて、これにハッとしたんですね。


ガーデニングの悩みに人生相談(セフレ断ちの方法について)を参考にするとか、我ながら頭がどうかしていますが(笑)実際この先多肉の専門店に行っても、どうしても欲しい鉢に出会えるかはその時次第。手ぶらで帰る可能性もあります。

そんな非実在多肉に操を誓って、目の前のクチナシ(サイズも価格もお手頃)を見逃すのは如何なものかと感じました。来年同じ時期に同じような苗が売られているかは何の保証もないのです。このコロナ禍で、未来が予想通りに動くとは限らないと痛感しましたしね。奇貨居くべし。


もう当分植物は増やせませんけど(汗)

 

え?多肉の大型店舗へ行くのはどうするかって?
勿論、当分行くことはないです!見なければ、欲しいもへったくれもありません!今年の苗の購入はこれで打ち止め!

 

それでは、また!

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紫陽花が綺麗(いつも書いているような)

 

5月のへっぽこガーデニングあれこれ

南関東は、蒸し蒸しする日々です。皆様、元気にお過ごしですか?

初心者ながら、へっぽこガーデニングは続けており、夏に向けて、色々準備をしております。

 

【目次】

 

フラワースタンド(木製)購入

まず、フラワースタンドとして、写真の木製の棚(2サイズ1セット/ホワイト)を購入しました。

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上方から写してみた

コの字型で、シンプルなものです。お安くないのでさんざん悩んだのですが、「値段の割に良い」というレビューを頼みに購入決定。買って良かった!と思いました。棚の下にも使わない植木鉢等しまえるし、設置場所に段差が出来たので、複数の鉢が置けていい感じ。

 

すのこも購入したので、上の写真、一番手前の鉢がある所に、夏になったら敷く予定です。

 

わが家のベランダ、正午近くならないと日が射さない分、西日がきついのですが、夏は、この直射日光を遮光してやらないと生き延びることが難しい鉢植えちゃんがちらほら…

 

ですので、遮光設備についても準備中です。

 

ニオイバンマツリ

3月始めに我が家にお迎えした、ニオイバンマツリの鉢。

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これは4月頃の時

 

最初に一度6号鉢に植えつけ、5月に一回り大きなものに再度植え替えました。

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花は、開花後 紫→白と変わる

 

挿し木を2回トライしましたが、2回とも根が出なかったです(涙)。何がいけなかったのか、来年また挑戦できたらと思っています(枯らさないぞ!!)

 

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挿し木したけど上手く行かず…(´・ω・`)

 

ダ●ソークロトンの剪定

種類にもよりますが、木の鉢植えだと、5月頃が剪定の時期です。ダ●ソーで330円で購入したクロトンの鉢を少し、剪定してみました。

クロトンの剪定は、ネットで調べると「不要」「してください」とあり、どちらが良いか分かりません。とりあえず葉と葉が重なって、風通しが悪そうな部分の葉を数か所切り落としました。

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今じゃ以前と変わらないように見えます

…が、枝先から、更にわしゃわしゃ新しい葉が生えてきています。剪定したかどうかも分からない位(笑) …とりあえず、様子見します。

 

ニオイバンマツリは挿し木(失敗したけど)のために枝を切ったし、銀梅花は剪定の必要が無い伸び具合(我が家に今年3月に来た時点での葉がほぼ落ちた…新しい葉は出ているけれども、こんなものでしょうか?)なので、そのままです。

 

古い土の再生

私の住んでいる地域の自治体では、古い土はゴミの回収の対象外です。ですので、回収には業者を頼まなくてはいけないのですが、1回程度なら再生が出来るとネットで調べたので、実践中。

 


www.youtube.com

 

ダ●ソーで購入した園芸シート(これがあるとベランダが汚れない!!本当に便利です!!)とこれまたダ●ソーで購入のふるいが大活躍。

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ダ●ソーの園芸シートに古い土を広げて干す

 

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古土を黒ビニール袋に入れて日光で殺菌

古土の再生も、1回がせいぜいで、それ以降は廃棄しないといけないみたいですけれどもね(鉢、プランターの土の場合)。来年は業者に依頼して回収してもらうつもりです。

 

この再生土で、プランターに植えつける予定のポーチュラカも用意。

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もう開花している苗も…

上手くいかなかったらここでご報告しますので、その時は嘲笑してください(´・ω・`)

 

ステイホームな日々の癒しと楽しみの元で、植物達には本当に助けられていると思います。

 

それでは、また!

『悪の華道を行きましょう』(小説・漫画) 感想

梅雨入りもはやかったせいか、紫陽花の開花もどんどん進んでいますね(まだ5月…)


さて、『悪の華道を行きましょう』(漫画)をきっかけに、原作小説も読んだので感想です。

 

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宰相(禿デブオヤジ)の髪型に注目

 

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中央真ん中の男性が宰相(奥左手)の息子。遺伝子って…

 

※注:盛大にネタバレしています
漫画版評価:★★★★★(5つ★満点))
小説の評価:★★★★☆(5つ★満点))

 

 

【目次】

 

 概要

元々は、真冬日 先生 原作の小説『悪の華道』シリーズによります。悪役令嬢が国の第一王子から婚約破棄され、懲罰のため禿デブオヤジの宰相と結婚させられつつも、まさかの前世からの記憶が蘇ったことにより、高笑いのハッピーエンドに。

その第一・第二話をやましろ梅太 先生 が漫画化したのが『悪の華道を行きましょう』、『悪の華道を追いましょう』です→連載化へ。

 

あらすじ

中世ヨーロッパのようなある王国。第一王子の婚約者だった美貌の令嬢セレスティーヌ(以下セレス)は、王子の意中のヒロインの男爵令嬢に嫌がらせを続けていたのがバレ、婚約破棄のみか禿デブで腹黒い宰相と結婚させられる。

結婚式の最中に、前世の記憶が蘇るセレス。実は彼女は、前世でプレイしていた乙女ゲームの世界の悪役令嬢に転生していたのだった。しかも、前世の彼女は、年下の男性が恋愛対象の"枯れ専"だったため、嫌悪していた宰相との結婚に、ときめきを抑えきれなくなっていた。

"いやがらせ"のために宰相と結婚させられたセレスだったが、意外にもその新婚生活は穏やかで…?

 

感想

漫画版面白かった

ネットをしているとしつこく広告が出る為、つい『悪の華道を行きましょう』・『悪の華道を追いましょう』を電子書籍で購入し、読みました。短っ! だから安かったのですね。でも短い中に、エッセンスがギュッとつまった良作でした。

面白かったので原作小説も拝読しましたが、小説の良さをやましろ梅太先生(絵も綺麗!)が上手く漫画にしていて、上手いなあと思いました。

 

最悪の"いやがらせ"だった筈の結婚が、前世の記憶が蘇ったヒロインの嗜好のせいで、"ご褒美"となってしまったおかしさ。まあ、枯れ専なのに乙女ゲームやるのかい、といささか腑に落ちない所もありましたがー。

禿デブオヤジの宰相のキャラデザも、上手く、読んでいてだんだんかわいく見えてきます(笑) 悪の華道を突き進む宰相夫妻にほっこり、ニヤニヤ。悪役令嬢(途中からは"悪役マダム"へ)セレスが決して善人ではないところも好感が持てました。

 

原作小説も読みました

真冬日 先生の原作『悪の華道』シリーズも、通して拝読しました。面白くはあったのですが、段々、話が進むにつれて、主人公夫妻のチートぶりが鼻について、感情移入しにくくなりました。あそこまでヒロインを持ち上げなくても良かったのでは?盛り過ぎだと思ったので、評価は★1つ減らしました。

あ、小噺『『悪の華道を描きましょう』の絵描夫婦のその後』は結構好きです(かなり酷い結末だけど)。

ノイエ版銀英伝のフリードリヒ4世について

話がはずれますが、私は『銀河英雄伝説』がそこそこ好きです。
「そこそこ」というのは、原作は読破しましたが、旧作アニメ(石黒監督版)は、一部視聴しただけ、新作アニメ『銀河英雄伝説 Die Neue These』も同様というレベルだからです。漫画は道原かつみ版は大体読破し、フジリュー版は途中まで読んだ程度。

 

 

 

 

 

その程度のファンと言うには足りないレベルの人間がいうことですが、『銀河英雄伝説 Die Neue These』の最大の問題点は、銀河帝国の神聖にて不可侵な存在の皇帝、フリードリヒ4世のキャラクターデザインだと思っています。

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ノイエ版銀英伝のフリードリヒ4世…のつもり

私から見ると皇帝陛下のルックスがそう悪くない、むしろノーブルな容貌でスタイルも良い素敵なじい様である→寵姫として召し上げられるアンネローゼ様があまり可哀想に見えないんです。

今までの各バージョン(旧作アニメ、道原版、フジリュー版)と比べて、ダントツの造形だと思います。フジリュー版フリードリヒ4世なんて、「アンネローゼ様…(涙)」となる老醜ぶりでしたから。

そりゃあ、16歳でじい様の後宮に納められるなんて可哀想、このロ●コン!と思いますが、本作のフリードリヒ4世は上品なおじい様で…特定の嗜好をお持ちの女子にとっては、アンネローゼの立場は"ご褒美"になりかねないのでは?と思いました。

若い頃は放蕩の日々を送って(女性の扱いでは経験値高い)、年を経ていい感じに枯れて(今更ギラギラガツガツしていない)、薔薇の世話にかかりきりの趣味人、それも銀河の最高権力者の上品なじい様が自分に夢中で寵愛してくれるんですよ?無いのは、為政者としての覇気だけ。アンネローゼだって、初めは嫌だったかもしれませんが、そう悪い境遇ではなかったのでは?と思います。

「代われるものなら、私が是非!」と思いながら視聴していた女性達がいたと信じています(笑)

 

一応、最愛の姉アンネローゼが皇帝に召し上げられたことに激怒した主人公ラインハルト(及びキルヒアイス)が打倒!銀河帝国皇帝!!と軍務に身を投じていくので、この物語の"全ての始まり"となる重要なキャラクターなんですけれどね…フリードリヒ4世陛下は。

 

 

…さて、5月も終わりですね。4月に比べ、少し更新ペースが持ち直してきたか?と思っていましたが、今後資格取得のための勉強で、また更新がゆっくりとなるかもしれません(;´Д`)

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ガクアジサイも綺麗♪

それでは、また!

『来世は他人がいい!』(1~5巻)小西 明日翔 著 感想

仕事でポカミスをして、やけ酒を喰らっていた今日この頃です。

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帰宅途中、お外でションボリ飲み(´・ω・`)


飲んだお酒が甘ったるくていまいちだったので気分転換にはならず(汗)果汁・果実系酒は好きなんですが、これはハズレでした(;´∀`)

酒に逃げちゃだめだ~と、翌日は(`・ω・´)シャキーンと働きましたよー。


さて、小西 明日翔先生の『来世は他人がいい!』の最新刊5巻が出たので、既刊分まとめて感想を書きました。

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左が翔真、右が吉乃

評価:★★★★☆(5つ★満点))

 

 概要

関西の極道の組長の孫娘、染井吉乃が、祖父の勝手で関東の極道の組長の孫(実際は姪孫)である深山霧島(ドMのサイコパス)と婚約することとなってすったもんだの漫画。

感想

本作は初めは良かった… だから初めの方は星5つ、5巻は星3つくらいで、平均した評価は星4つです。元々、Pixiv掲載の頃から好きでした。が、4、5巻であまり面白く無くなってきました。


ヒロインの吉乃は、自分は普通人だと思い込んでいるけれど…実はイカレた女という設定なのですが、狂気が発現する時の顔芸ばかりが目立って、そんなに凄いと思えません。何だか吉乃がキメ台詞を大上段な感じで言うのがワンパターンになりつつあります。当初は『HELLSING』みたいにイカれた奴らばかりで、外連味たっぷりで面白かったのに。

本作は少女漫画だと思っていますので、「もっとヒロインを美しく描いてくれ!」と思います。優雅な流し目や含み笑いでも地獄のようなファムファタルは表現できますよ~

キャラが違う?戦闘系・謀略系ヒロインでもねー、綺麗なヒロインを見たいですよ。変な顔して凄めばいいってもんじゃないですよ。訳のわからないイカモノと化しているような。

 作者曰く、本作はウソヤクザものらしいですが、だったらいっそ『やじきた学園道中記』とか『クライングフリーマン』(これはチャイニーズマフィアものですが)位突っ切って欲しいです。

 なんでしょう、極道の家という特殊な環境と、ほっこりした日常のギャップや、実は少女漫画の王道ポイントを押さえた三角関係とかが良かったのでしょうか…
春の呪い』(ドラマ化!!)は2巻でギュッとまとまっていて完成度高かったのに。

 

春の呪い 全2巻セット

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作画やコマ割りも、4巻あたりだと細やかになっていたけど、最新刊の5巻だと大雑把になってきたような。


吉乃に惚れている霧島は、安定のサイコパスなんですけどね。

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ドMです

吉乃の義兄弟で、彼女を深く想っている翔真が「ヤリ●ン」なのは分かります。色々遊んでいても、一番大切な吉乃には手を出せない、全然"アリ"です。椿ちゃんと仲が悪いのも分かる気がします。

うーん、吉乃の家庭環境のこととか、まだ興味はあるので、読み続けるべきか様子を見てみます。

 

それでは、また!