青海のブログ

本や映画、展覧会の記録と感想等。時々、発達障害について。

『彩ふ読書会』「《東京》5/13(土) 推し本披露会」他 感想

市川猿之助さんが…昨年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」じゃ文覚やっておられましたね。

さて、5/13(土)に、『彩ふ読書会』の推し本披露会その他に参加しましたので、その記録と感想です。

 

会場は神田駅そば、神田祭の真っ最中!

 

【目次】

 

『彩ふ読書会』とは?

私が以前から参加させていただいている読書会です。お世話になっています!

 

iro-doku.com

 

コロナ禍ではオンライン開催をされたり色々と模索されていましたが、今はまた集まることができるようになりました(∩´∀`)∩ワーイ

主催様は、関西在住。関西方面や、東京での開催を続けておられて、そのパワーには頭が下がります。

 

実は先月も同会の推し本披露会(東京開催)に参加したのですが、忙しくてその時のことは記事にできないまま、今月の参加の記事を書いております。

 

この日は、午前中の部「推し本披露会」(自分の推し本を自由に紹介する)・午後の「ミステリー限定読書会」に参加して、その後の「課題本読書会(ヘッセ『車輪の下』)」はパスして、夕方からの飲み会―「お酒で彩ふ交流会&課題本決定会」―に参加と、一日ほぼ読書会と読書仲間との語らいに使える贅沢な日となりました。

会場はJR神田駅そば。丁度神田祭の真っ最中で、私は生まれて初めて見ることが出来たので、会場を抜けていた間も、お祭りを垣間見れて楽しかったです。

 

推し本披露会

午前中参加した「推し本披露会」について手短に。参加者は2つのテーブルに分かれて開催されました。私は、前回に続き、遅刻してしまいました(トホホ)一応主催様に遅れる旨メッセージを送ってはいましたが…申し訳ない。

 

私は、北九州市が発行している、傑作フリーペーパー『雲のうえ』を紹介しました。何冊も持っていきましたぜ。

 

私の”推し本”『雲のうえ』シリーズ

 

これ、雑誌『ku:nel(クウネル)』の初期制作メンバーや、ANAの機内誌『翼の王国』のライターさん等、凄い面子で作られているんです。この質の高さでタダ!?と驚く素晴らしいタウン誌です。先のゴールデンウィークの九州旅行では(後半の北九州での滞在時は特に)大変活用させていただきました。

 

同じテーブルの本は、以下になります。

 

『用具係 入来祐作

 

大江健三郎笙野頼子の著作が

 

笙野 頼子著『女肉男食 ジェンダーの怖い話』で、今日本や海外で進行しているジェンダーの話が凄く怖かったです。絶対ジェンダーを逆手に悪用する輩は出てくると思っていましたが…

 

もう一つのテーブルでの紹介本は、以下写真のとおり。

 

吉村 昭の『羆嵐』が~

 

吉村 昭著『羆嵐』は、私も過去記事で感想を書きました。紹介者の方と語り合いたかったけど、時間が無く…残念。

 

aoumiwatatsumi.hatenablog.com

 

aoumiwatatsumi.hatenablog.com

 

柞刈 湯葉著『まず牛を球とします。』、家に積読が…( ;´ω` )トホホ…

 

 

ここでお昼休憩。外で食事しに出たら、お祭りで半纏姿の人達が沢山。神輿や提灯も見られます。会場に戻っても、祭りの掛け声や拍手が聴こえてきます。

 

ミステリー限定読書会

さて、午後一で『ミステリー限定読書会』が始まりました。

私は小森 健太朗著『大相撲殺人事件』を紹介しました。

 

斜め上にもほどがあるミステリーでした

 

 

私のいたテーブル(B)の紹介本は、以下写真のとおり。たまたまですが、皆国産ミステリー小説でした。

 

米澤 穂信作品が2冊も!

 

お隣のテーブルには、海外ミステリーも紹介があったようですが、撤収が早くて写真に撮れず…(;´д`)

 

今回紹介があった中で、坂口安吾の『アンゴウ』という短編小説が青空文庫で読めるということで、後日読んでみましたが、切ない読後感でした。読めて良かったです。

個人的には、主人公は謝罪しろ、と思いましたが…タイトルがまた伏線というかなんというか。

 

ここでミステリー読書会は終了。この後の「課題本読書会」はパスして、夕方からの飲み会まで会場の近くで時間をつぶすことになります。

 

神田祭

外へ出ると、丁度神田祭の御神輿が巡行しているところ。それまでも読書会の最中に、外から祭りの掛け声が聴こえていましたが、めったにない機会だと喜んでいました。

 

日本の伝統って感じ

真っ最中

 

ある程度見て、満足したので近くのカフェRAILWAY STATIONで時間をつぶしました。

 

バスクチーズケーキいただきました

 

ちょっとお高かったけど、しばらく寝させて貰いました(笑)

その後、これも神田駅そばのドトールへ梯子し、ここでは前述の北九州市のタウン誌『雲のうえ 9号』を読んでいました。この9号、北九州市のお祭り(祇園祭)の特集だったので、外でも本の世界でもお祭り気分を堪能しました。

 

北九州市祇園祭特集

 

お酒で彩ふ交流会&課題本決定会

さて、時間になったので、彩ふ読書会の会場に戻り、飲み会のお店へ皆で向かいました。会場となった、四国郷土活性化 藁家88 神田店 は一人4,000円というお値段にしては、かなり料理もお酒もいいレベルのコースを楽しめました。

 

前菜からしてお重に入っていますよ

 

…ここでちょっとアクシデントが。参加者の中で御一人、同じビルの別の階で開催の別の読書会打ち上げに(間違って)混ざってしまった(!)ようで、途中で気が付かれて合流できて、ε-(´∀`*)ホッ しかし、凄い偶然もあったものですね。

 

飲み会も楽しかったのですが、この時に、今後東京で開催の彩ふ読書会の『課題本読書会』の課題本を決めることになっていました。結果、カフカ著『変身』と朝井 リョウ著『正欲』が決定。『変身』は既読で、『正欲』は読みたいと思っていたので、この決定にやった~と思いました(丁度文庫化するタイミングですし)。

 

 

お陰様で、楽しい一日となりました。主催様、参加された皆様、本当にありがとうございました。

 

カツオたたき~

 

それでは、また!