やっと秋らしく(というか結構寒く)なりましたね。
さて、8月の石川県旅行(能登・金沢)の振り返りの続きです。
朝一のバスで、富来地頭町から、金沢へ向かいます。
金沢は、子供の頃、来たことがあったようですが、思った以上の大都会っぷりに驚きました。外国人観光客も凄く多かったです…そして暑い!首都圏と変わらない!
地元の方に、昔はこうじゃなかった、北陸新幹線開通の影響です…と聞かされました。とはいえ、この街はコンパクトにまとまっているので、レンタサイクルで観光するのを推奨されています。でも、夏の金沢でサイクリングはやめましょう。死にます(笑)春か秋がいいな…
金沢の食。下の写真は、「フルーツむらはた 本店」(2日間通った)にて。
夕食いただいた「あまつぼ 柿木畠本店」は美味しかったですが、ちと高かったです。
…お高いというか、私が調子に乗って色々頼んだからかもしれません。
兼六園は、流石加賀百万石の威容で、風格がありました。
兼六園は、三島由紀夫の小説『美しい星』や恩田陸『ユージニア』の舞台の一つでもあります。
「兼六園」の名付け親は、松平定信公!定信自らが揮毫した額は、園内のいしかわ生活工芸ミュージアム館内で見られます。
兼六園の中にある、日本建築・成巽閣の2階にある、”群青の間”は、『ユージニア』で読んでから、見たかった所です(これが今回の石川県旅行のきっかけでした)。
(成巽閣内部は、撮影禁止なので写真は無しです)
う~ん、”群青の間”は…実物見たら(私にとっては)あまり大したことない感じでした。恩田さんの筆力が凄かったのか…群青の間に隣接する、書見の間の方が、好きかもしれません。紫の壁…
金沢21世紀美術館は、凄い盛況でびっくりしました(現代美術の、それも地方の美術館にしてはありえないよ)。
来館客もアート鑑賞しに来たというより、完全に観光地、インスタ映えスポットとして楽しんでいるようです(勿論、楽しめれば、どう利用しようが自由)。
皆大好き、レアンドロ・エルリッヒの『スイミング・プール』はその最たるもので、『プール』の下への入場は超人気。
私は14:00前に入館しましたが、入場の順番待ちが凄くて、「19:00台にまた来てちょ」と言われました。チケット予約は事前にした方が良い?
正直、めんどくさくなってやめようかと思いましたが、せっかくなので夜のプールを、というより「インスタ蠅に執着する人々」をウォッチングしてきました(ブーメラン(;´∀`))。
金沢二日目は、まず評判が良い、石川県立図書館の建築を見学に。
展示方法も、小説を発刊された年代ごとにグループ分けしたりと、個性的で面白いものがありました。私が今まで見た中で、最も美しく魅了された図書館です。建物が新しいのもあって、うっとり館内を撮影しまくりました。
図書館内の女子トイレにて、こんなプレートが。トイレの壁も手作り感あるつくりです。
石川県立図書館併設のカフェにてプリン。
上の写真では見えませんが、小上がり的な席もあって居心地よい内装です。
金沢駅そばへ移動してランチをとった後、公開されている武家屋敷跡 野村家を見学しました。ここ、庭園も、お部屋も展示品もハイレベル!素晴らしかったです。
展示されている刀剣、お道具、どれもいかにも高級品…
金沢文芸館は、入口だけ。
見学する時間はあったのですが、暑さにバテ気味で、旅の最終日の残り時間はカフェで過ごしていました。今度行くなら、室生犀星記念館も行きたいです。羽咋まで行くなら、折口信夫ゆかりの地へも…(未練)
…と、2023年8月の石川県旅行記を〆たいところですが、一ヶ所金沢で寄った”あるお店”について、次回おまけとしてそのうちアップする予定です。
この旅行のシリーズ記事は、↓以下