青海のブログ

本や映画、展覧会の記録と感想等。時々、発達障害について。

日商簿記2級(CBT試験)に合格いたしました

お久しぶりです。本日やっと年賀状を出せました。今晩は家族で忘年会なので、明日から大掃除です(※年内には終わりません)

 

さて、この忙しい年末にやっと…やっと日商簿記2級のCBT試験に合格しましたので、そのご報告をいたします。

 

スコアは90点でした

 

自分で始めた癖に、この1年「もう嫌だ」「やりたくない」「辛い」と言いながら、学びの喜び等全くなく、ひたすら義務感で勉強していました。

学習内容は(私にとっては)難しかったという点もありますが、それよりこの学習のせいで好きな読書もアート鑑賞も、映画も沢山諦めざるを得なかったのが本当に苦痛でした(※ちょくちょく息抜き・現実逃避していましたが…)。本当に興味がなく辛かった。

 

勉強とはそういうものでしょうし、世間的には当然、こういった実用的な資格取得が支持されるでしょうけど…ね。それに、資本主義経済の下で働いて、株式会社に勤めているので、自分がどういう仕組みの元で働いているか少しでも知ろうとするのは悪いことではないと思います。

 

「好きなことだけしましょう」なんて主張は碌でもないとは分かっているつもりです。

 

しかし…モチベーションを維持するのに苦労しました。

 

そもそも業務上、そこまで簿記会計の知識は必要としていないし、簿記2級取得も職場から別に求められておらず、将来経理に転職したい訳ではなく(今の職場で続けたい)…となると、「一体自分は何で簿記2級をとるのか?」と考えてしまいます。あくまで自分の場合は「簿記の資格は2級まではとっておいた方が良い」という他所の意見を鵜呑みにして始めた、ふわっとしたものだったのですから。

 

でももう年ですし、このレベルの資格取得はこれで最期にしたいと思っています。今後の人生は、自分が楽しいと思うこと(そして実利的には役に立たないものw)に空いた時間を使っていきたいと思います。

 

「これで最期だ」という一心でなんとかこの1年頑張りました。

 

そういえば、会社からは資格取得の報奨金が出るのが嬉しいです。トータルで費やした金額(追加で購入した書籍や勉強のため利用したカフェの代金とかも考えると…ゾゾッw)からしたら、一部ペイできる、程度かもしれませんが。

 

お世話になった電卓・教材の数々

 

兎に角、今年中に終えることができて、本当にホッとしました。

 

それでは、また!

新型コロナウィルスに感染しました…ゞ(*ゝω・)ノ

お久しぶりです。

 

実は新型コロナウィルスに先週から感染して、現在自宅療養中です。

 

ジンジャーシナモンミルクティー作成

 

今はPCR検査の結果を待ちつつ、寝っ転がって暖かくしてYou Tube見て過ごしています。

病状は、今までワクチン4回接種していたためか、劇症化はしていません。

熱が平均38℃程度で思ったより上がりませんでした。ただ、喉が「喉の奥が口内炎か!?」位痛くてこれがずっと続いたらどうしようかと思いました。

 

今は峠は越えたようで、熱は平熱、喉の痛みも和らいできて、ただ咳がゴホゴホ出ています。ですが、今日は無理せず休んで、来週は体調を見つつできれば在宅勤務したいと思っております。

 

感染経路が全然思い当たらないのですけどね。いつもどおり満員電車で通勤して、カフェで勉強して…(まあそこからなんでしょうが)。ウェーイ!と会食やパーティーにうつつを抜かしていた訳じゃないのに…桑原桑原。

 

このブログをご覧の方々も、どうかくれぐれもご自愛ください。

 

それでは、また!

 

9月の食の忘備録

やっと秋らしく冷え込んできましたね。

さて、2022年9月の食の忘備録です。

 

蒸した鶏ささみ・茄子に梅肉ソース

 

かつおの漬け丼に、とろろとウズラの卵をかけたものと、お味噌汁です。

 

映えない写真ですな

 

ブリの刺身と、写真右はいぶりがっこです。

 

いぶりがっこ、結構古くなっています(汗)

 

開封して余っていた上新粉でみたらし団子を作りました。そして・・・

 

はじめて作りました

 

丁度中秋の名月、一緒につくった団子の一部はお月様へ。

 

ウサギ模様の羊羹と一緒にお供え

満月~

 

古くなったワインに牛すね肉をつけこみ、野菜と煮込んでシチューに。これ『美味しんぼ』のレシピです。

 

美味でした

 

地元のインド・ネパール料理店にて外食。色々なカレー・サグ・ダールスープをご飯にかけていただきます。

 

左上の青葉はパクチー

 

たまにはマクロビ料理も。チャヤマクロビ ロイヤルパークホテル ザ 汐留店 にてランチです。

 

全て植物由来の料理です

 

”チャヤ 汐留店” 近隣の、奈良県アンテナショップにて、梅ピューレ(塩分0%)購入。これ、発酵食品ではないんでしょうか?そうしたら毒性が気になりますが…

 

色々使えそうです

 

ブライン液に漬けた鶏むね肉で、水晶鶏を作りました。早速上記の梅ピューレを合わせていただきます。

 

他にポン酢等と合わせて

 

「もう結構です」とお伝えしているのに、また親戚から栗をいただきました。今年はゆでてから皮を剝いてみました。有難いけどいただかなければこんなことしません。

 

栗の加工めんどい

 

近所のベトナム料理店にて牛肉のフォーをいただきます。ここ、開店当初と変わって、今はワニ肉やカエル肉の料理も扱っていて本格的ですが、どこで仕入れているんかいと気になります。

 

野菜がもっと欲しいところ

 

簡単にできて、野菜もたっぷりとれて好評の、野菜の(豚)肉巻き。

 

左の皿はぬか漬けです

 

職場の近所の、小料理店にてランチ。弁当忘れた・作っていない日はちょくちょく利用します。この日は鰆の西京焼きランチ。

 

このお店のランチメニュー、野菜が少ないのが残念

 

これも職場の近隣のお店にてディナー。秋らしく銀杏とゴボウの揚げ物にワイン♪

 

ワイン(゚д゚)ウマー

〆の魯肉飯(ルーローハン)。美味~

 

まだまだ結構暑い日々が続いていた頃の話…

 

それでも金木犀の花が咲きだしました

 

それでは、また!

断食道場「はぎのさと」体験記 ③断食3日目

環境問題を訴えるのに、名画に八つ当たり(に見える)するのはやめて欲しいです。あの活動家ども、全員火あぶりにして欲しい。

 

さて、間が空きましたが、断食道場「はぎのさと」さんに滞在して3日目の記録です。

断食3日目のスケジュール

 

【目次】

 

これまでの記事は↓こちら

 

aoumiwatatsumi.hatenablog.com

 

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再び、展望公園へ朝の散歩

この日も朝5:00前に目が覚めて、6:00に起床しました。

 

昨日と同じ曇り気味だけど、またまた九十九谷展望公園への朝のお散歩コース。

 

施設のすぐそばに太陽光発電パネルがあります

何かの花

山葡萄見るの久しぶり

道端に栗のイガが



この日も眺望はいまひとつで、更に先にあるという由緒正しいお寺、神野寺へ行こうかな?と思いましたが、暑くなってきたので戻る事に。結局はぎのさとに着いた少し後に雨が降り始めました。

 

冴えない九十九谷

帰路につきます

蜘蛛の巣が綺麗でした


腸の中のカビ

はぎのさとに来て一番印象的だったのは、初日に「暴飲暴食している」と現状を施設長さんにお話した時、言われた言葉です。

「あなたはおそらく腸の中のカビが沢山増えちゃっているのではないかと思う」

「元々腸内にある菌なんだけど、食べ過ぎでバランスが狂って、増えたカビが「もっともっと」と、糖分を欲しがっているの」

「あなた自身が糖を欲しがっているのでなくて、腸の中のカビが欲しがっているから暴飲暴食しているの。どう?」

 

腸内のカビが大増殖?

 

調べたら、「腸管カンジダ菌」とうものがそれに当てはまるようです。

というか、肛門付近や鼠径部の痒みとか…凄く覚えがあります。やばい!

腸内がよろしくない状況に

これを聞いたのが、今に至るまで食事を節制する動機となっています。

甘いものも食べるけど、食べ過ぎない。自分の身体が欲しているのではなく、カビが欲しがっているのに餌をやるなんてもったいない!

 

お通じについて

断食を開始して、お腹がゴロゴロキュルキュル鳴っていましたが、優光泉をしっかり摂取していたので「飢え」は感じませんでした。腸も「いつもと違う!?」と感じていたようです。

滞在中、かなり下痢っぽくなっていましたが、お通じで固形物が出たのは3日目まで。それからは水ばかり排泄でした。

はぎのさとはトイレも綺麗

 

おがくず酵素浴その他

この日も、午前午後とおがくず酵素浴を利用しましたが、両方の回は15分浸かっていましたが開始10分で”半身浴”へ変更。

特に午後の回はおがくずを洗い流す浴室でくたくたになってしまいました。やはりあの、全身を包む圧迫感が合わないようです。

そして、この日は宿泊者の入替えがありました。すべて2泊3日の方々です。

 

夕方、17:30より断食のレクチャーがあり(私は1日目に受講したけど)再び受けました。2度目なのでメモも追加され、頭に入りました。

その後すぐに、施設長さんに2度目の温熱療法をしていただきました。たて続けでお疲れでしょうに、こちらの体調を真剣に考えて下さるのだな…と有難く思いました。

お金を払って断食するなんてどうかな?とも来る前は思っていましたが、ここを選んで良かったと感じました。

 

その後、足ゆらゆら機(足を乗せて金魚運動する機械)を使用します。相変わらずお腹は鳴っていますが、飢えは感じません。

 

この日は23:30に就寝しました。

 

【3日目に摂取したもの】

優光泉220CC(※水で薄めて)、梅干し1・1/3コ、ごま塩スプーン6杯、梅醤番茶2杯、塩番茶2杯、優光泉濃縮和漢発酵ペースト1包

 

それでは、(先になると思いますが)続きについては後日…

『街への思い 遠藤彰子展』、『天上恋歌~金の皇女と火の薬師~ 』6巻 発売

資格試験の勉強で、展覧会鑑賞や読書(漫画含む)はセーブしていますが、時には楽しみの時間も必要…

 

という訳で、昨日は午後半休をとり、日本橋におでかけして楽しみました。

 

遠藤 彰子 作『春に舞う』

日本橋三越本店『街への思い 遠藤彰子展』デジタルカタログより引用/以下も同じ)

 

ここのところ、コロナ禍の影響等で仕事が立て込んでいたのと、ちょっと心塞ぐことがあったので思い切って昨日は午後の仕事は休みにして早退しました。

元々はこの日は退社後に行きたい展覧会へよって帰宅する計画でしたが、昼間から行くことに。

 

日本橋三越本店6階美術特選画廊で開催中の『街への思い 遠藤彰子展』です。

 

日本橋三越本店

 

入口のライオンがハロウィン仕様です。

 

日本橋三越本店入口にて

 

遠藤 彰子さんは今75歳?で、とても大きな作品を描くことで知られている絵描きさんです(脚立にのぼって制作している写真を見たことあります)。

 

akiko-endo.com

 

流石にお年なので全盛期程の大きさや筆力はないのですが、それでも味わい深い作品群を鑑賞しました。描かれているのは生きることそのものの不思議さ、憂愁、郷愁…幼子のような無垢さと老成が同居するまなざし。

 

遠藤 彰子 作『光景』

遠藤 彰子 作『アトリエの私』

 

おっと、その前に「日本橋 墨之栄」にてランチをいただいていました。

 

鯛茶漬けランチ

 

このお店、都心の屋内ですが、キッチンでは炭火をおこして串をうった魚を何匹も「原始焼き」しています。

 

ガラス越しに見えるキッチン。熱そう。

 

 

その後、コレド室町に入っているマザーハウスの店舗を冷やかしたり、タロー書房へ行って、本日発売の青木 朋先生の中華歴史漫画、『天上恋歌~金の皇女と火の薬師~ 』6巻を探したり。

 

表紙はウジュ兄さん♪

 

 

でも置いてありませんでした。こう言ってはなんですが、わりとマイナーな漫画(1つの書店につき1、2冊程度しか入荷しない感じ)なので、既にもう買っていかれた方がいたと推測します。

 

が!近隣の「誠品書店」にて無事ゲットすることができました。日本橋室町三井タワーの2階にある台湾発の大型書店で、このフロア全体が台湾系のお店(食品店、カフェ、セレクトショップ等…)で面白いです。

買った漫画は早速、書店に隣接するこれも台湾発の茶舗「王德傳(ワンダーチュアン)」にて、ティータイムを楽しみながら読むことが出来ました。

 

愛玉子ゼリー入烏龍茶?だったかな

 

www.eslitespectrum.jp

 

今回も面白く読みました。青木先生、金のワイルドで素朴な暮らしぶりを描くのが楽しい様子が伝わってきます。

 

帰りに、前から興味があった市川の珈琲タンネ本店へ寄ることに。店内全て喫煙なのはきついけど(非喫煙者)、コーヒーは美味しかったです。掃除も行き届いている感じ。

 

ビル入口にて 昭和なテイストの看板・食品サンプルケース

 

コーヒー美味しいです

 

coffee-tanne.co.jp

 

ただ…自分が行った時は店内が結構空いていたのに、わざわざ私のすぐ隣の席に着いた人がタバコを喫いだしたのには参りました。こ…これがトナラ―!?

 

…まあ、全席喫煙可な店だし、そういうお店だと分かって入店した私が悪いのですが。でもこういう人やだ…

 

お店自体に非はありません。

 

ところで、一応、この日は勉強もしましたよ。ノルマ達成。

リフレッシュもしつつ、良い日でした。

 

これは別の日の写真

 

それでは、また!

断食道場「はぎのさと」体験記 ②断食2日目

カスハラ(カスタマーハラスメント)って、カスハガ(@みうらじゅん)みたいな響きだな…と思う今日この頃です。

 

さて、前回に引き続き、断食道場「はぎのさと」さんに滞在して2日目の記録です。

 

断食2日目のスケジュール

 

【目次】

 

前回までの記事は↓こちら

 

aoumiwatatsumi.hatenablog.com

 

aoumiwatatsumi.hatenablog.com

 

朝の散歩

この日は朝5:00前に目が覚めて、6:00に起床しました。

曇りでしたが、施設から徒歩20分程度先にある、九十九谷展望公園に行ってみることに。

 

その前にまず外に出て、はぎのさとの敷地内にある”龍神様”にお参りします。

 

龍神

 

昨日の座学の時伺ったのですが、この施設がある鹿野山は山そのものがパワースポットで龍神様がおられるそうですが、はぎのさとにも守護してくれる龍神様がいらっしゃるそうです…そう霊感の強いお客さんに言われて、敷地内に祠を建ててお祀りしているのだとか。

 

祠の龍神様に「おじゃましていまーす!」とご挨拶をしてから、5:37頃出発です。

 

はぎのさとの前の道路(少し登り坂になっている)を軽い登りで、途中ゴルフ場や企業の研修センターを横に見ながら歩いていきます。昨日からほぼ固形物をとっていませんが、ちゃんと歩けるのに自分でも驚きです。

 

途中不安になりながら、5:57頃(丁度20分後)目的地へ到着しました。

 

九十九谷展望公園へ到着

 

九十九谷は、千葉ならではの低山が幾重にも連なる景観で知られていて、条件が揃えば見事な山並みと雲海が見られるそうです。日本画家の東山魁夷が作品『残照』で描いたスポットとしても有名ですが、この日は曇っていて折角の眺望はいまひとつ。

 

『残照』(東山魁夷記念一般財団法人HPより引用)

この日の眺望は今一つ

 

天気があまり良くないので少し滞在してから、帰路につきます。帰りは下りなのでもう少し短時間で到着しました。断食していて往復40分弱の散歩をしても、辛くはなかったです。

 

やっぱり合わないおがくず酵素

この日も午前午後とおがくず酵素浴の時間がありました。午前はスタッフさんに埋めていただく時に圧迫感について伝えて、少し胸の上にかけるおがくずを薄くしていただきました。この時は(埋まっている時間は)15分頑張りました。

 

午後の酵素浴は、10分我慢の末、上半身を起こして残り5分は”半身浴状態”に。

むぅ…合わない…

 

この時、酵素浴の控え室にある体重計で久しぶりに体重を測りました。

実は、断食開始前に体重を測っていなかったのです(汗)

 

体重測りました

成程…と言いたくなる中々の体重。多分、断食開始前からそう体重は減少していないと思うので、これを基準にその後の変化を見ていくことになります。

 

はぎのさとでは、1日2回おがくず酵素浴があるため、「必要かも」と持参してきたヘアワックスははっきり言って不要でした。

 

終了後の(おがくずを洗い流すための)浴室に常備の、シャンプーやトリートメントもこだわりの品だそうです。石鹸はアレッポ

 

空いた時間も退屈しません

2階の大広間には、色々な(高そうな)健康器具があり、24時間利用できます。

 

実際の足湯は黒いお湯でした

 

「電気負荷療法」の器具、マコモのエキスを入れた足湯(黒いお湯…いかにも効きそう)、”金魚運動”ができる足ゆらゆら器、温熱療法の器具等。この辺りはタダで利用できるので、使わない手はありません。

 

漫画『はたらく細胞』(『Black』も)や健康関係の本があるので、それを読みながら利用することもできます。なぜか「誕生日辞典」「マヤ歴」の本も。なんだかスピリチュアル!

…「誕生日辞典」は自分の誕生日のページを見てみましたが、全然当たってませんでした(笑)

 

 

 

 

体操の講座

昼12:30からは自分で身体のゆがみやリンパを流すセルフマッサージや体操の講座がありました。カイロプラクティックの基本的な考え方のもので、家に帰ってからもセルフケアが出来るようにとの配慮によるものです。

 

2時間近くやったかな?長くて、午後の早い時間におがくず酵素浴が予定されている方は、途中で離脱です。

 

私は、肩や、昔手術した辺りが「固い」と言われました。滞在が長いので、追加料金払ってまた温熱療法受けるように言われます。

…誤解がないように言っておきますが、このような追加の施術は単に「商売」というよりも、本当にこちらの体調を考えて言ってくださるような印象でした(あくまで私の主観ですが)

 

掃除や洗濯

大広間には、掃除機があり、スタッフさんたちだけではなく宿泊者も使用できます。

大抵、午前中に施設長さんやスタッフさんが毎日館内をまめにお掃除されているので清潔です。

 

私も5日も滞在したので、途中1度自分の部屋を軽く掃除しました。

 

洗濯物は、施設長さんに洗いたいものがあればお渡しして洗濯をお願いできます。乾燥済の衣類を畳んで返していただけます。

 

食事講座

夕方17:30頃から座学で、どういう食事をとれば良いかの講座がありました。たっぷり2時間近く!ここで明日チェックアウトの2泊3日組の方々は、回復食(断食から普通の食事に戻すには、段階を踏んでいかないといけないそう)セットが渡されます。

 

以下、メモした内容を箇条書きです。面白い講座でした。

 

施設長さんは鮭推し

 

はぎのさとの賄いでは肉やチーズも出るけど、量はわずか。魚をなるべくとること。

カツオは良い。サバも。サバ缶良い。鮭も良い。施設長さんは鮭推し(何故良いかは聞くの忘れた)

 

マグロのような(食物連鎖の上位にいる)魚は、海中の水銀が蓄積しているのでおすすめしない。

マグロは避けるようにとのこと

 

タンパク質で卵は良い、それもうずらの卵の方が栄養が濃い?ので良い。

 

卵はうずら推し

 

 

豆腐や大豆由来の製品は大体陰性。身体を冷やす食べ物。夏の続きで秋以降も冷奴食べ続けていると冷えて良くない。ただ、味噌だけは陽性。だから味噌汁に豆腐が入っているのは理にかなっている(陰陽のバランスが取れている)

 

海藻は毎日なるべくとること。

 

酸化した食べ物は良くない。お店で使っている油(キャノーラ油とか)は酸化しやすいので外食、特に揚げ物は避けた方が良い。

どうしても揚げ物を食べたいなら、自宅で酸化しにくい油(オリーブ油や米油とか)で作ること。そして揚げ油は1、2回で廃棄すること。

 

ポテトチップスなんて、買った時点で酸化している。あまり食べない方が良い。

 

小麦粉は、太りやすいので避けること。グルテンが腸の内壁に貼りついて良くないそう(この辺あまり聞き取れなかった)。

 

グルテンフリー推奨

 

この辺で参加者の方から出た名言。「社会の中で生きていたらそうもいかないわよ」

ホント、そうですよね。会食とかいただきものとか…

施設長さんから「だから定期的にこういうところに滞在とかして断食で胃腸をリセットすると良いですよ」と。

 

消化の都合上、野菜は生より、加熱したものをとるように。(私の「ぬか漬けはどうですか?」という質問に対して)ぬか漬けは、発酵している(微生物が野菜の組織を分解している)から、ただの生野菜よりは良いとのこと。

市販の野菜ジュースは砂糖を添加して、しかも発酵していないから避けること。

 

よその断食道場では、断食中野菜ジュース(スムージーとか)をとるやり方の所もあるけど、「発酵していないものだったらそれ、大丈夫かな?と思います」とのこと。

 

レモンとか南国でとれる果物・野菜は体を冷やす。あと色の薄い食べ物とか。逆に北国でとれるもの(リンゴとか)、色の濃い食物は陽性で身体を温めるとか。

 

【2日目に摂取したもの】

優光泉180CC(※水で薄めて)、梅干し2/3コ、ごま塩スプーン5杯、梅醤番茶2杯、塩番茶1杯、優光泉濃縮和漢発酵ペースト1包

 

それでは、(先になると思いますが)続きについては後日…

断食道場「はぎのさと」体験記 ①断食1日目

お彼岸に遅れ、墓参りをしてきました。お天気だったので、お弁当を買っていって近隣の芝生の上で食べたけど中々気持ち良かったです。

 

さて、前回に引き続き、いよいよ断食道場「はぎのさと」さんに滞在して断食開始となります。

 

断食1日目のスケジュール



【目次】

 

前回の記事は↓こちら

aoumiwatatsumi.hatenablog.com

 

いざ、出発

当日は「はぎのさと」さんからの指示に従い、朝から水しかとっていない状態です。

昼の12:30頃にJR君津駅前のロータリーにてはぎのさとさんの送迎車にて合流。

 

JR君津駅

 

車内で、これから始まる断食生活についてちょこっと伺います。

はぎのさとさんは、もう30年もの歴史を持つ断食道場だそうです。凄いですね。

断食と言っても、酵素ドリンク(優光泉)と、梅干しとごま塩を摂取していれば大丈夫とのこと。

 

「本当に大丈夫か不安でした。途中で脱走するんじゃないかと…」「近隣には自販機もないし、(はぎのさとがある)山中から里まで1時間はかかりますよ」とやりとり。

 

一番近い自販機は宿から徒歩20分

 

はぎのさとでは2泊3日コースや、今回の私のように4泊5日コースだけでなく、もっと長期滞在で断食される方もおられるそうです。回復期間も入れると、1ヵ月もおられる猛者もいるとか。でもそれって…

 

「普通の勤め人には難しいですよね?」「そうです、だから自営業や退職されている方が多いです」とのこと。

 

車は途中でバスロータリー(東京駅からの直行バスが寄る)に寄って、そちらでも宿泊者をピックアップ。

そこから、いよいよ山中へ上がっていきます。

 

到着してから分かりましたが、はぎのさとさんがあるエリアは、夜間の街灯も無いようなガチの山中でした。

 

はぎのさとへ到着

はぎのさとに到着したら、ウェルカムドリンクとしてプラスチック容器に「優光泉プレミアム」を水で希釈したものをいただけます。

 

「はぎのさと」へ到着

 

これから滞在中、この容器に酵素ドリンクを作ってその都度いただくことになります。

 

フロントに集合して、施設長さんとご挨拶。この時まず各自が健康状態についてチェックシートを書いて提出します。既往症とか、通院状況とか、健康面での悩み事とか。

 

私は中々厳しく指摘されました(顔色見ると、一番酸化している…とか)。確かに、暴飲暴食していましたから(汗)それからこれからの予定や館内設備の説明を受けます。

 

断食期間中、以下のものは摂取して良い(推奨されている)と言われました。

(ちなみに、フロントに、はぎのさとで推奨されている食品(「優光泉」各種、梅醤番茶の素、回復食、サプリメント等)がずらりと並べられています。「優光泉」は、滞在中、置かれている瓶から好きなだけいただくことができます…となると、高額な「プレミアム」優先になりますよね♪)

 

  • 白湯(フロントに50°設定のポットがある)
  • 優光泉(水で希釈していただく)
  • 優光泉濃縮和漢発酵ペースト
  • 三年番茶(フロントにポットがある)
  • ごま塩(黒ごま(すりごま)に塩を追加)
  • 梅醤番茶の素(おがくず酵素浴の前には必ず摂取)
  • 梅干し(部屋に5個用意されていた 1日1個か?)

 

発酵食品の酵素ジュース「優光泉」

 

これで5日間乗り切れるかな(汗)

梅干しは苦手でしたが、薬だと思いいただきました。梅干し・梅醤番茶・ごま塩が良いのは、塩分とともにミネラルを摂取できるためだそうです。

 

梅干しは元々好きではないです

 

ちなみに、三年番茶は、これも設置されている塩(良い塩らしい)を加えて、

塩番茶にしていただいても良いそうです。私はこれが気に入りました。

 

それから、各自宿泊する部屋へ。

清潔でシンプルな良いお部屋でした。テレビがあったけど滞在中見なかったなあ…

 

私が宿泊したお部屋

私が宿泊したお部屋(続き)

 

机を動かして空いた時間は簿記2級の勉強をすることになりますが、初日・2日目はリラックスし過ぎであまり勉強しませんでした(汗)

 

おがくず酵素

はぎのさとさんには、りっぱな「おがくず酵素浴」の設備があります。おがくずを発酵させてその中に埋まり、発酵の熱でサウナのように発汗をうながすものです。見た目砂風呂のようなものです(入ったことないけど)。

 

おがくず酵素浴のイメージ(これは砂風呂の絵)

 

こちらはヒノキのおがくずを使用しているので匂いも悪くない。15~20分入っているだけで、マラソン2時間走っただけのエネルギー消費があるとか。

 

はぎのさとでのおがくず酵素浴の入り方について以下説明いたします。

 

滞在中午前・午後1回ずつ、1人ずつ交代で入る(入室から退室まで30分弱)ことになっていて、その都度タイムテーブルが組まれます。初日は午後1回のみで最終日は午前1回のみ。

以下②~⑧で約1時間程度でしょうか。

 

<おがくず酵素浴利用の手順>

①あらかじめ梅醤番茶を飲んでおく

②準備(使い捨ての下着を漬けてローブを羽織る)して、指定された控室へ

③時間になったらおがくず酵素浴の部屋内のスタッフさんに確認して、入室

④指定された場所(あらかじめ穴が掘ってある)に横たわり、スタッフさんに上から(顔を残して)おがくずをかぶせていただく

⑤この状態で15~20分程埋まっている(スタッフさんは退室)

⑥壁の時計で確認して時間になったら、自分で起き上がり、用意されたブラシ(各自割り当てられる)で身体についたおがくずを払い落とす

⑦退室 控室わきにある(普通の)浴室で全て洗い流す

⑧自室へ戻り着替え

 

おがくず酵素浴の浴室では、壁に時計があり時間が確認できます。横に坂村真民氏の詩『念ずれば花開く』や『雑魚は雑魚なりに、大海を泳ぎ、我は我なりに、大地を歩く』が掲げられ、スピリチュアルな感じの音楽がかけられており、いかにもといった感じです。

ただ…このおがくず酵素浴は自分にはどうも合いませんでした。蒸し暑くて息苦しくて圧迫感があるのが辛くて。身体はとてもあったまるし、代謝は上がるし大変良いものなんでしょうが。

 

最初も12分程度でストップ。その後は最終日に15分入れたのを除き、途中で半身を起こして「半身浴だ!」状態だったり。

 

よせばいいのに、埋まっている時に、札内川十の沢北海道大学山岳部遭難事件を思い出してしまい…

ja.wikipedia.org

 

雪崩で他メンバーが全員死亡した後も、リーダーの青年が一人雪に埋まった中で数日生きていたのですが※1、その時書かれた「雪の遺書」が脳裏に浮かび、ますますダウナーモードに。

※1雪崩にのまれると、雪の粒が一斉に全身を押し包むので即死が普通(窒息する)ですが、運よく呼吸できる空間を確保した場合、しばらく生存できます

 

雪崩マジで嫌だ

 

yukinoshingun.com


最後の文章で、母親に「(就職が決まって)背広を作ったのにもうだめだ」というような呼びかけをしているのが本当に本当に可哀想で。


…と熱いおがくずに埋まりながら雪山で亡くなった人のことを想う時間。アホらしく思うかもしれませんが、凄く閉塞感を感じて息苦しかったです。

 

鵜呑みにはしません

はぎのさとは施設長以下スタッフさんたちがとても親切で滞在者のことを考えてくださいます。人体や健康についての話も面白かったです。

 

けれど、妄信はしないつもりです。

 

施設長さんと他の宿泊者さんとの会話で、マクロビオティックな食事をしていると癌が治りますものね~」なんてものが聞こえましたが、

 

思わず久司 道夫さんのことはお忘れですか?と内心ツッコミ。

 

ja.wikipedia.org

 

マクロビオティックは本当に「健康的」か

 

マクロビオティックな食事で実際癌が治癒される方もおられると思いますが、どんな方もとは限らないだろうし、また治癒した後もずっとマクロビスタイルな食生活を続けるのが良いとはあまり思えないのですよね。チャーチル安藤百福さんみたいに、一見不健康そうな生活を送っていても長生きする人もいるし、健康法はそれぞれの体質もあるのでケースバイケースだと思います。

 

また、夕方からの座学(断食講座)では生物学者だった故・千島喜久男博士が提唱した、「千島学説」についても言及されていました。千島博士の著書『血液と健康の知恵』もこちらにあったのですが(もう絶版→2021年に新装版が出た)、当時から医学界では否定されている説です。ただ、はぎのさとさんで実践されている断食につながる知見が論じられているそうです。

 

 

これもなあ、鵜呑みにするのは怖い。もしかしたら、当時の医学界で否定されたこと自体間違っているかもしれませんが。

 

温熱療法

2階の大広間(共有スペース)の一角は、カーテンで仕切られた施術スペースがあります。

午後のおがくず酵素浴の合間に、空いている宿泊者はここで施設長さん(元々施術者だったそう)から施術をしていただけます。詳しくは伺わなかったけど、カイロプラクティックリンパドレナージュ系の資格をお持ちなのかと思いました。

 

こんな感じで

 

私もここで施設の器具を使って、温熱療法という施術をしていただきました。患部に加熱した器具を当てて、むくみやゆがみを解消してくださる感じです。胸腺が固くなっている、後右足と左足のアンバランスさ、足のむくみ等色々問題があるようです。

 

施術を受けながら伺った話で印象的だったのは、こちらの断食コースは基本4泊5日コースか、2泊3日コースを用意しているけれど、ほとんどの方は2泊3日コースを選択されるそうです(皆さん忙しいですからね)。でも、断食の効果が出てくるのは、4日目からだそうです。

そして、今はコロナ禍で、リモートで仕事が済んでしまう人が、ワーケーション的にはぎのさとで断食生活しながら仕事もする形の滞在をされる方もおられるようです。いいですねぇ、意識高い感じ。

 

ワーケーション的な利用も

 

断食講座

2階の大広間のテーブルで、夕方17:30から施設長さんから宿泊客に向けた断食についての座学の時間があります。今では医学・生理学の裏付けがあるようで、大変面白かったです。

 

まず、はぎのさとという施設について。前述のように30年ほどの歴史があります。

元々創立者である施設長のご尊父が佐賀で始めていたそうですが、そこで断食の効果に感銘を受けた利用者から「もっと多くの人に断食を広めて欲しい」と東京に近い拠点を勧められ、今の千葉で1997年4月に設立。

施設長さんは元々栃木で施術者として働かれていたようですが、2020年より後を継いで今に至るそうです。

 

はぎのさとは鹿野山という山の中にあり、もっと上に行くと「神野寺」という大きなお寺があります。そこも凄いそうですが、この山自体がパワースポットといっていいくらいだそうです。

 

はぎのさとは山の中~

 

さて、断食の仕組みについて、上手く説明できるか自信はないです(この辺、読み飛ばしちゃっていいですよ~)。

 

断食は「オートファジー機能」「サーチュイン遺伝子」がキーワードです。詳しくは上記の言葉でググっていただければ良いです(「オートファジーダイエット」でも可)。

後、「ミトコンドリア」も重要。私たちの体の中に住んでいるミトコンドリアが90%エネルギーを作ってくれているそうです。ただ、活性酸素・電磁波・喫煙・紫外線がミトコンドリアにダメージを与えてしまいます。断食をすることで、体内のミトコンドリアを再び増やすことができるそうです。

 

ミトコンドリアは重要

 

他に印象的だった話を箇条書きで。

 

オートファジーダイエットは、1日の内8時間のみ食事をとり、後の16時間は絶食する(断食中にとっても良い優光泉等は摂取しても大丈夫)ダイエット法です。食事をとる時間帯が重要で、昼の12:00~20:00の間に食事をとるようなタイムスケジュールだと痩せやすいとか。

 

食事をとる時間帯が重要

 

アメリカのウィスコンシン大学で、アカゲザルを2つのグループに分けての20年にわたる飼育の実験をした結果について。何でも好きな食物を与えていたグループのサルは、多くが死に絶え、生き残りも老け込んだ外見に。もう1つの限られた食物を与えていたグループのサルは、生き残りが多く、精悍な顔立ちだったとか。

 

何故断食中に優光泉(発酵食品)をとるか?

→理由は、材料である野菜・果物の組織を微生物が分解済なものをとるので、「消化」ということをしなくてすみ、胃腸を休ませることができます。

 

断食することで消化器官が休ませられる

 

断食道場によっては、水と塩しかとれない所もあり、そういうやり方と比べると断食期間中も体が動きます。

また、体内酵素の役割の重要性(消化・吸収・分解・解毒・新しい細胞の合成)も踏まえ、優光泉は体内酵素を増やす材料となるそうです。

 

断食前の食生活で、食べても食べても飢餓感があったが?

→ビタミン・ミネラルが無いと食べても飢餓感が押し寄せる。添加物が入った食物をとっていると、添加物を体外に排出するのにミネラルを使うので食べても食べてもまだ飢餓感に支配されることになる。だから添加物入りの食物は避けた方が良い。

 

女性は「中庸」よりちょっと陰性ぐらいが丁度良いそうです(この辺はマクロビの陰陽の考えが入っているかと思います)。

 

食事で良く噛むことの重要さ。噛むことで口腔内に唾液が出る→胃の中で胃酸が出る(出ないと腸内腐敗となってしまう)→胆汁が出る

 

断食は、単純に痩せられる、ということだけでなく、まず血管(中の血液)が綺麗になっていき、あらゆる体調が良くなっていくそうです。

 

血管の中がサラサラに

 

だから、体重が~という点だけでなく、断食している時点で健康診断を受ければ、凄く良い数値が出るとのこと。あらゆる体調が良くなるのだとか。

 

病気が治癒するだけではなく、不妊にも効くそうです。精子卵子ミトコンドリアの固まりだそうで、体内のミトコンドリアが増えることで、子供が授かりやすくなるそうです。

 

…というか、飽食でおかしくなっているところから「身体を本来あるべき状態に戻す」ということなんじゃないかと思います。

 

1日目については、以上といったところです。意外と飢餓感がなく問題なく過ごせた印象です(脱走もしようと思わなかった)。

 

【1日目に摂取したもの】

優光泉180CC(※水で薄めて)、梅干し1コ、ごま塩スプーン3杯、梅醤番茶2杯、塩番茶2杯

 

それでは、(先になると思いますが)続きについては後日…