カスハラ(カスタマーハラスメント)って、カスハガ(@みうらじゅん)みたいな響きだな…と思う今日この頃です。
さて、前回に引き続き、断食道場「はぎのさと」さんに滞在して2日目の記録です。
【目次】
前回までの記事は↓こちら
朝の散歩
この日は朝5:00前に目が覚めて、6:00に起床しました。
曇りでしたが、施設から徒歩20分程度先にある、九十九谷展望公園に行ってみることに。
その前にまず外に出て、はぎのさとの敷地内にある”龍神様”にお参りします。
昨日の座学の時伺ったのですが、この施設がある鹿野山は山そのものがパワースポットで龍神様がおられるそうですが、はぎのさとにも守護してくれる龍神様がいらっしゃるそうです…そう霊感の強いお客さんに言われて、敷地内に祠を建ててお祀りしているのだとか。
祠の龍神様に「おじゃましていまーす!」とご挨拶をしてから、5:37頃出発です。
はぎのさとの前の道路(少し登り坂になっている)を軽い登りで、途中ゴルフ場や企業の研修センターを横に見ながら歩いていきます。昨日からほぼ固形物をとっていませんが、ちゃんと歩けるのに自分でも驚きです。
途中不安になりながら、5:57頃(丁度20分後)目的地へ到着しました。
九十九谷は、千葉ならではの低山が幾重にも連なる景観で知られていて、条件が揃えば見事な山並みと雲海が見られるそうです。日本画家の東山魁夷が作品『残照』で描いたスポットとしても有名ですが、この日は曇っていて折角の眺望はいまひとつ。
天気があまり良くないので少し滞在してから、帰路につきます。帰りは下りなのでもう少し短時間で到着しました。断食していて往復40分弱の散歩をしても、辛くはなかったです。
やっぱり合わないおがくず酵素浴
この日も午前午後とおがくず酵素浴の時間がありました。午前はスタッフさんに埋めていただく時に圧迫感について伝えて、少し胸の上にかけるおがくずを薄くしていただきました。この時は(埋まっている時間は)15分頑張りました。
午後の酵素浴は、10分我慢の末、上半身を起こして残り5分は”半身浴状態”に。
むぅ…合わない…
この時、酵素浴の控え室にある体重計で久しぶりに体重を測りました。
実は、断食開始前に体重を測っていなかったのです(汗)
成程…と言いたくなる中々の体重。多分、断食開始前からそう体重は減少していないと思うので、これを基準にその後の変化を見ていくことになります。
はぎのさとでは、1日2回おがくず酵素浴があるため、「必要かも」と持参してきたヘアワックスははっきり言って不要でした。
終了後の(おがくずを洗い流すための)浴室に常備の、シャンプーやトリートメントもこだわりの品だそうです。石鹸はアレッポ!
空いた時間も退屈しません
2階の大広間には、色々な(高そうな)健康器具があり、24時間利用できます。
「電気負荷療法」の器具、マコモのエキスを入れた足湯(黒いお湯…いかにも効きそう)、”金魚運動”ができる足ゆらゆら器、温熱療法の器具等。この辺りはタダで利用できるので、使わない手はありません。
漫画『はたらく細胞』(『Black』も)や健康関係の本があるので、それを読みながら利用することもできます。なぜか「誕生日辞典」「マヤ歴」の本も。なんだかスピリチュアル!
…「誕生日辞典」は自分の誕生日のページを見てみましたが、全然当たってませんでした(笑)
体操の講座
昼12:30からは自分で身体のゆがみやリンパを流すセルフマッサージや体操の講座がありました。カイロプラクティックの基本的な考え方のもので、家に帰ってからもセルフケアが出来るようにとの配慮によるものです。
2時間近くやったかな?長くて、午後の早い時間におがくず酵素浴が予定されている方は、途中で離脱です。
私は、肩や、昔手術した辺りが「固い」と言われました。滞在が長いので、追加料金払ってまた温熱療法受けるように言われます。
…誤解がないように言っておきますが、このような追加の施術は単に「商売」というよりも、本当にこちらの体調を考えて言ってくださるような印象でした(あくまで私の主観ですが)
掃除や洗濯
大広間には、掃除機があり、スタッフさんたちだけではなく宿泊者も使用できます。
大抵、午前中に施設長さんやスタッフさんが毎日館内をまめにお掃除されているので清潔です。
私も5日も滞在したので、途中1度自分の部屋を軽く掃除しました。
洗濯物は、施設長さんに洗いたいものがあればお渡しして洗濯をお願いできます。乾燥済の衣類を畳んで返していただけます。
食事講座
夕方17:30頃から座学で、どういう食事をとれば良いかの講座がありました。たっぷり2時間近く!ここで明日チェックアウトの2泊3日組の方々は、回復食(断食から普通の食事に戻すには、段階を踏んでいかないといけないそう)セットが渡されます。
以下、メモした内容を箇条書きです。面白い講座でした。
はぎのさとの賄いでは肉やチーズも出るけど、量はわずか。魚をなるべくとること。
カツオは良い。サバも。サバ缶良い。鮭も良い。施設長さんは鮭推し(何故良いかは聞くの忘れた)
マグロのような(食物連鎖の上位にいる)魚は、海中の水銀が蓄積しているのでおすすめしない。
タンパク質で卵は良い、それもうずらの卵の方が栄養が濃い?ので良い。
豆腐や大豆由来の製品は大体陰性。身体を冷やす食べ物。夏の続きで秋以降も冷奴食べ続けていると冷えて良くない。ただ、味噌だけは陽性。だから味噌汁に豆腐が入っているのは理にかなっている(陰陽のバランスが取れている)
海藻は毎日なるべくとること。
酸化した食べ物は良くない。お店で使っている油(キャノーラ油とか)は酸化しやすいので外食、特に揚げ物は避けた方が良い。
どうしても揚げ物を食べたいなら、自宅で酸化しにくい油(オリーブ油や米油とか)で作ること。そして揚げ油は1、2回で廃棄すること。
ポテトチップスなんて、買った時点で酸化している。あまり食べない方が良い。
小麦粉は、太りやすいので避けること。グルテンが腸の内壁に貼りついて良くないそう(この辺あまり聞き取れなかった)。
この辺で参加者の方から出た名言。「社会の中で生きていたらそうもいかないわよ」
ホント、そうですよね。会食とかいただきものとか…
施設長さんから「だから定期的にこういうところに滞在とかして断食で胃腸をリセットすると良いですよ」と。
消化の都合上、野菜は生より、加熱したものをとるように。(私の「ぬか漬けはどうですか?」という質問に対して)ぬか漬けは、発酵している(微生物が野菜の組織を分解している)から、ただの生野菜よりは良いとのこと。
市販の野菜ジュースは砂糖を添加して、しかも発酵していないから避けること。
よその断食道場では、断食中野菜ジュース(スムージーとか)をとるやり方の所もあるけど、「発酵していないものだったらそれ、大丈夫かな?と思います」とのこと。
レモンとか南国でとれる果物・野菜は体を冷やす。あと色の薄い食べ物とか。逆に北国でとれるもの(リンゴとか)、色の濃い食物は陽性で身体を温めるとか。
【2日目に摂取したもの】
優光泉180CC(※水で薄めて)、梅干し2/3コ、ごま塩スプーン5杯、梅醤番茶2杯、塩番茶1杯、優光泉濃縮和漢発酵ペースト1包
それでは、(先になると思いますが)続きについては後日…