青海のブログ

本や映画、展覧会の記録と感想等。時々、発達障害について。

『おひとりさまのゆたかな年収200万生活』おづまりこ 著 感想

おづまりこさんの節約コミックエッセイ『おひとりさま』シリーズ第1弾(KADOKAWA)の読書感想です。

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約2年前に読んだ感想をメモしていたので、(そんな当時の自身の振り返りを合わせて)掲載します。


【目次】

 

 

2019年当時の感想


図書館で頼んでいて、やっと順番が廻ってきました。
この著者様の美点は、とにかく機嫌良くほっこりした所。30代おひとりさまなので、色々思う事も多いでしょうが、ネガティブな部分を見せない。節約でもせせこましさが無い。それも無理にポジティブを装っているのではないのがまた好きな所。

 

自分は障害者雇用で年収も似たようなものだし、親元で暮らしているので、あまりそのまま参考にしようと思いませんでした。

医療費のかかり方は全然違うし、交際費は"交際"自体が現在は碌にないし。
※余談ですが、この10年は職が安定しない・直近の仕事は忙し過ぎて、まともな交際自体困難でした…涙 心が休まらない、収入が少ない、仕事がとにかく一つ所で続けられない事が恥ずかしく言えず。説明しようとしても上手く伝わらないまま付き合いのあった人々と疎遠になっていました。

人付き合いは、今の職場で安定して働き続ける事が可能なら、制限しつつ少し増やす予定ですが…少しだけ。
それからジムや整体等体のメンテナンスもあります…(病気を経験したという理由で体のメンテナンスは優先順位高い)。今の仕事の収入では整体までは厳しいので、これは止めています。何とかやりくりして再開したいのですが(いい年であるし)。


美容院は月1回(ロングが似合わない・ヘアマネキュア必須なので)と贅沢しています。これも削ろうか悩んだけど、慣れた所がいいし、良くしてくださっているので続けたく。


自炊・支出の管理と振り返り・貯金は既にやっているので、共感・参考にしつつ楽しく読みました。
※余談ですが自分は支出の管理は、ネットで見た他の方のやり方を参考にしてExcelでやっています。収支でないのは、「これだけあるから使っちゃおう」とならないように(これも受け売りです)。家計簿アプリも検討中ですが、こういった習慣のメリットは自分のお金の使い方を意識化する、そして改善するため。

 

話を戻しますが、本書はとても楽しんで読めました。お買い物で自分も買ってみたいものはメモメモ。そして、自分のおやつ・嗜好品(酒)への支出が大杉と反省しました。自制しろ、自分。


この方、本が売れたから年収200万円は脱したと思いますが、それが"売り"だからこのまま節約生活を続けるんでしょうか…フリーランスでいらっしゃることですし。

 

2021年現在の私の現状


…2019年当時は、年収が200万を少し超える程度の年収(※公租公課が差し引かれる前でこれ)でした。


そう言えば転職した翌年は、前職(スーパーブラック企業)の方が収入が高かったので、地方税の徴収も高額で、結構辛かった思い出が(笑) この本の影響で、当時はアンケートサイトに登録して、一生懸命ポイントを貯めていました。


現在は、時間が経って収入もアップしたので、ちょっと状況が変わっています。貯金も溜まってきたし、今は一人暮らしするのも金銭的に可能ですが、もう私の年となると、老親が心配で、一緒に住んだ方がお互い都合が良いので同居は続けています。(※親を見送ったら、今の家は出ることになるので、いつもどうするか考えてはいます)


医療費は相変わらずかかっています(年のせいで接骨院への通院も増えた 汗)。美容院も、整体(40肩がきっかけで再開した 涙)も現在続けています。交際費は、上記の感想文を書いた後、支出が増えていたのがこのコロナ禍で激減(これは良かったかと思っています)。


支出の管理は、結局アプリを使用せずに、相変わらずExcelを使っています。収入はアップしたけれど、支出は無理のない範囲で質素なままを心掛けています(親元にいるから助かっている面はありますが)。だから低所得者でも、積み立てNisaも寄付も香典(最近、私にしては高額出した)も、家計の中からまかなえていますよ♪


この本で知った日本野鳥の会の長靴、欲しくてチェックしていました(笑) 結局、当時から使っている長靴がもっているので買い替えはしていません。

 

2,3巻も読みましたので感想はそのうち。とても良いシリーズだと思います。