昨年途中でストップしている記事『断食道場「はぎのさと」体験記』ですが、ちゃんと終わらせるつもりですよ?ニーズはないかもしれませんが(´∀`;)
さて、年明け1/4(水)に、日本橋(東京)発着の「神田川クルーズ®️ 周遊90分コース」という水上ツアーに参加してきたので、そのレポートをします。
【目次】
知ったきっかけは漫画
この「神田川クルーズ」を知ったきっかけは、マンガクロスにて連載の、野上 武志先生の『はるかリセット』という漫画の「第76話/水の都・東京!」です。
この漫画は文筆業のアラサーヒロイン”はるか”が、仕事の合間に様々な”リセット”をしてリフレッシュする…という漫画で、近所の銭湯に行くレベルのお出かけや、もう少し遠出したり、お家で何かするといった内容ですが、気楽に読めて、私は気に入っています。
この話を読んだ時は、昨年の年末近くで資格試験(日商簿記2級)の最後の追い込みをしている合間でした(←おい)。それでこのクルーズについては、「合格したらやりたいことリスト」に入れていたのですが…何とか昨年末合格したので、解放の喜びの中、2023年1/4(水)のコースを公式サイトで予約しました(※仕事始めは1/5(木)から)。
いざ日本橋へ
クルーズ前に、近隣の小網神社へと立ち寄りましたが、松の内が明けたのに大変な人出。で、「また今度」にしました。小さいながらもパワースポットとして有名なんですよね。
自分が乗る便は当日13:30発で、乗船場所は日本橋脇の船着場です。出発20分前から整理券を配るので、乗船はその整理券の順番通りとなります。
クルーズは楽しかった
結論から申し上げると、当日は晴天に恵まれ、また添乗員さんの解説とクルーの方々の安全運航で、大変楽しめました(しばしば解説のため、船を停めて下さる)。普段陸上で見ているのと違った水上からの視点で、東京を見ることができて新鮮な時間でした。
例えば、下の写真は無人でしたが、岸壁手前の河川上の四角い足場?がありますよね。別の場所で、作業されている方々がいたのですが、ここにもお正月の松葉を飾っていて面白く感じました。
またゆく先々で、船上から、橋の上や両岸のビル内等に居合わせた人達と手を振り合うのにはほっこりしました。
乗船時は、満潮に近かったため、船が橋をくぐる時は、結構上の橋との距離が近く、ワクワクしました。ジャングルクルーズみたい…(喜)
クルーズの詳細
乗船してからのこともかいつまんでお話します。
※クルーズ中、あまりメモはとっていなかった(撮影に夢中)だったから、話されたことはあまり再現できません(;^ω^)
時間になり、順番に乗船。外国人の人もいました。船には2名のクルーと、乗船中、案内をしてくださる添乗員さんがいらっしゃいます。
出発時にまず日本橋の説明。現在の橋は最初の日本橋から数えて確か20代目?(うろ覚え)で、茨城県笠間産の「稲田石(いなだいし)」を使って建造されているそうです。笠間に親戚がいた自分としては気分がアガります。
船がいよいよ動き出します。名前は忘れたけど、下の写真は日本橋の高層ビルを下から見上げたものです。
これも高いけど、三井不動産と野村不動産とが共同で進めている再開発計画で、日本橋に何と284メートルの高層ビルを建設する予定だそうです。あまり高すぎると色々と怖い気がしますが…
川沿いに、江戸城の石垣も見られます。下の写真は、常盤橋門跡(常盤橋付近)。
周囲は常盤橋公園となっていて、石垣保存に功績のあった 渋沢栄一 の銅像が建っていました。銅像は操作ミスで撮れませんでした(;´Д`)。
反対側の対岸には、辰野金吾設計の日本銀行本店の建物が見られます。
橋をくぐることしばしば(ワクワク)
後楽園や水道橋付近も通り過ぎ…下の写真は何だったかな?川岸下に洞窟みたいにへっこんだスペース作ってテーマパーク感がします。
お茶の水の方へ来ました。この辺りは深い渓谷ですが、徳川幕府が伊達家(伊達 政宗入れて3代位かけて?)に作らせた人工渓谷だそうです。凄い労力がいったでしょうね。
医大(病院)が多いお茶の水駅ですが、バリアフリー化は遅れていたようです。ですので、今バリアフリー工事中なんだそうです。
そして秋葉原へ進みます。
見えてきた柳森神社は、江戸城から見て東北に位置しています。鬼門除けとして創建されたそうです。
かつての花街・柳橋の船宿・屋形船が見えてきました。
柳橋と言えば、私には山本 周五郎の『柳橋物語』です(泣けますよ~)。
そして、ついに隅田川に出ます!
これまでの日本橋川や神田川と比べると、隅田川の広さ、開けた空間は別格です。
ここから、小名木川へ別れる地点(萬年橋)があるへも行きました。「芭蕉庵史跡展望庭園」もすぐ脇に見えます。陸上から行ったことがある場所を川上から眺めるのは面白かったです。
そして、また日本橋川へと入り、出発地点の日本橋船着場へと戻りました。
新年明けてすぐに参加できたのが良かったです。桜の開花時期は予約の競争率が激しそうだし、夏場は(多分)川の匂いが気になるんじゃないかと思います。冬の澄んだ(そして晴れていることも大事)気候の中でいつもと違った東京を見られたのが、今年の幸先良い幕開けになったと思います。
…流石に90分吹き曝しの船上で座っているのは冷えましたが(カイロ配られますけどね)。
それでは、また!