今晩は、昨夜はあまりの寝苦しさに真夜中に目が覚め、エアコンでドライにかけて何とか寝ました。
さて、秋葉原駅の近くのマザーハウス(MOTHERHOUSE)本店で開催中の、『はじまりのバッグ展』へ行ってきましたので、その感想です。
(※以下、会場は許可を得て撮影しております)
「途上国から世界に通用するブランドをつくる」という理念を掲げ、当時25歳だった山口絵理子さんが起業されて、2006年にバングラデシュで始まった、モノづくりのブランド、マザーハウス。
私は、12、13年位前からファンですが、本当に良く頑張って来られたなあと思います。
マザーハウスのはじめての直営店が
オープンした記念日である8/21(土)から、
マザーハウス本店特別企画『はじまりのバッグ展』がスタートします。この企画展では、創業した2006年から2008年にかけて
制作したバッグの展示にはじまり、
デザインとモノづくりの哲学の変遷を展示。そして、それらのバッグの向こう側にあった
途上国の魅力ある素材との出会いや
ビジネスとデザインの間で揺れ動いた葛藤が伝わってくるような、
そんな内容になっています。創業から15周年を迎えた今だからこそ、
マザーハウスのモノづくりの原点を、
あらためてみなさまにお伝えできればと思います。
(マザーハウス 公式サイトより引用)
ブランドの歴史の中で、始めの頃に発表されたバッグが、その頃の気付きや転機の説明と共に、展示されています。
総じての感想は…「う~ん、ダサい!!」(笑)
初めてマザーハウスのことを新聞で知って、店舗に行った頃は、まだ理念が先行した商品で、あまり欲しいと思わなかった記憶があります(経済力も無かったけど)。
その後、新ブランド「マイティガル」の立ち上げ、「ハナビラ」シリーズの発表頃から、どんどんデザインも美しく購買欲をそそるものになっていった記憶があります。
見た目だけではなく、製品としての縫製等も進化したのでしょう。蝶のデザインのバッグを持っていたら、通りがかりの元バッグ作りのプロに「いいバッグですね」と褒められたことがあります。
私も、ずっとマザーハウスの製品をコンスタントに購入出来ていた訳ではなく、それなりに浮沈を経験しましたが、今も、バッグや財布、ポーチ等使っています。
マザーハウスは、代表の山口さんが、デザインも手掛けておられます。アパレルでCEOがデザイナーも兼ねるのは、「コム・デ・ギャルソン」の川久保 玲さんの例もありますが、他にはあまりないそうです。
会場には、山口さんが会社のデザインルーム(日本やバングラデシュの)で実際に使用されている画材や、作業服も展示されていました。
展示を見終わると、お店の方から以下のカード状の展覧会チケットをいただきました。
裏面に「Keep walking」とプリントされた下に山口さんご自身のサインが!!
…ホント、こういうところが、山口さんを、またマザーハウスを好きなところ。一生懸命サインされていたそうです。うふふ。
…ところで、山口絵理子さんは素晴らしい方だと思いますが、大部分の人は、彼女の生き方の下手な真似はしない方が良いかと思います。死にます。冗談抜きで。
皆、各自で出来ることをして貢献していけば良いかと思います。
それでは、また!!