本日は、午前中涼しい…と思っていたら、午後は結構暑かったです。
さて、8/27午後に東京の九段北にあるレトロ建築『kudan house』にて開催の展覧会、『The Still Point – まわる世界の静止点』展 を鑑賞してきたので、その感想をここに記します。
【目次】
『kudan house』とは
東京・九段にある登録有形文化財の歴史的建築である洋館(※中は和室もある)、旧山口萬吉邸をリノベーションした会員制の"ビジネスイノベーション拠点"だそうです。
なんだかお高くとまっている感じがする施設です。通常では、私などにはご縁がない感じの場所かと思います。
でも、レトロな洋館が大好きな自分としては、これだけでも惹かれてしまいます。
『The Still Point – まわる世界の静止点』展 について
銀座 蔦屋書店アートギャラリーTHE CLUB マネージングディレクター、⼭下有佳⼦キュレーションのもと、「時/とき」というテーマで、時代や国籍の異なるアーティスト19組を紹介する展覧会だそうです。
展示されるのは、李禹煥、杉本博司、河原温、宮島達男などの現代美術作品から、民芸運動に参加した木工家・漆芸家の黒田辰秋の螺鈿の茶器等もあります。これらが歴史的なおハイソレトロ建築に超カッコよくキュレーションされているのです。
作品も良し、展示場所自体も見どころがあるというとっても素晴らしい展覧会なのです。それに加えて、この展覧会は、なんと無料のようです。障害者手帳提示もありませんでした。
コロナのせいで入場は予約制でしたが、結構前から予約がとりにくい状態でした。
通常は一般人は中に入れないレトロ建築を見学できて、アートの展覧会も観られる、このせいか中々人気だったようです。実際、当日会場では、カップルが何組か来ていましたよ。おデートスポットとしても良い場所でしょうしね。
ワクチン接種の日に…
どうしよう?平日に予約して行こうか?あ、この日午後空いているわ!と予約を入れたのは8/27(新型コロナワクチン接種の日)。
もし副作用が出たら取りやめよう、九段へ行く途中で気分が悪くなったらすぐ引き返そう…と覚悟はしていましたが、当日は有難いことに、特にそのようなことはないまま展示も会場の建築の美しさも堪能できました。行けて良かったです。
今の時点まで、有難いことに副作用は出ておりません。
展覧会について
会場内は撮影可ということで、展示品も建築の写真も撮りまくっていました。歴史ある建築と、アート作品のコラボ、良いものです。
改めて、建築自体の美しさについて
展示作品のみならず、会場の建築の要所要所を舐めるように見てしまいました。
素敵でした。ちょっとした調度の意匠とか…
和と洋の組み合わせとか…
床の寄せ木細工の意匠とか…
建物外装やお庭も展覧会鑑賞後に見ましたがこれも良く。
『kudan house』のお庭では、現在建築家・石上純也氏の作品「木陰雲」が設置されています。木製の巨大な日よけのようなインスタレーション作品です。
これに関連して、期間中、『kudan house』内で1日3組限定のレストランが営業されるようです(スカしている~( ゚д゚) 、ペッ)
…とまあ、こんな感じで、素敵な非日常体験を楽しむことができました。贅沢な気持ちになれましたよ。
~9月5日(日)まで開催(要予約)。
それでは、また!