随分とブログを放置していて申し訳ございません。
先月は、長野県(上田市・東御市)へ夏休みの旅行へ行っていました。
素敵な美術館や、長野での手仕事に接する旅となりました。
KAITA EPITAPH 残照館の庇を借りるような形で、「豆cafe enjyu」が」営業中でした。残照館開館に合わせて営業(基本土・日・月)ですが、ここは予約していった方が良いです。何せ、この辺り、営業している飲食店が他に全くないので(自販機すらない)。
カフェからのロケーションは抜群、提供される料理やスイーツ、コーヒーは絶品。
信州は涼しいかな…?と期待していったら、首都圏とあまり変わらない暑さで参りました。
古い宿場の町並みが残っている海野宿は、しなの鉄道線の大屋駅から徒歩で25分位。熱中症になりかけました。
別所温泉では、温泉でのんびりしました。
たまたま宿に画集があった、「水野 朝」という名古屋の画家の方の作品が、もう昔の自分が描いた絵みたいで(おこがましいですが)!他人とは思えませんでした。
上田の町も、素敵なところでした。丁度よいサイズ感。
上田の町で、偶然、「農民美術」というものを知りました。上田での宿でも、農民美術の本が…!
上田市立美術館でも、「農民美術」運動を始めた画家山本鼎(画家村山槐多のいとこ!)の部屋があって、勿論こちらも訪問。
農民美術、木っ端人形って、家にもあったなあ。何とも言えない味わい。
上田市内の、アライ工芸さんの、2階の展示室が凄かったです。懐かしの昭和テイスト。そう、こんな感じのお土産品が各地にありました。
※以下写真は、許可を得て撮影しております。
実は、別の農民芸術のお店でも、アイヌっぽい模様のお盆が(昭和30年頃と伺った)展示されていたのですが、それは、北海道で売られていたお土産品の「下請け」で制作された品だそうです。え~?アイヌが作っていない(北海道で作られてもいない)のに?と微妙な気持になりましたが、当時は沢山!作って納品していたそうです。
なんか大きな闇を垣間見た気が…(;´・ω・)
さて(と強引に話を戻す)農民芸術は元々、農家の方々が、農閑期に作って収入源とされていたようですが、現在は専業の作り手さんが多いようです。
私も、旅の記念に洋風な感じのボンボニエールを購入しました。下の写真ですが、一緒に映っているのは、家にあった、登山の木っ端人形です(小さくて分かりにくいでしょうが)。
それでは、また!