寒いと縮こまります。
さて、渋谷区立松濤美術館 開館40周年記念『白井晟一 入門』展 他、展覧会の感想です。
2部に分かれての展示で、私は~2021/12/12まで開催の第1部を見に行きました。土日祝日は混雑緩和のため、完全予約制とのことを知らずに行き、入り口で慌てて(スマホでの)予約手続きをしてやっと入館する、という一幕がありました。
白井晟一氏についてですが、この偉大な建築家について私ごときは語る言葉を持ちません。ご興味がある方は、ご自分でぐぐってみてください。
私がこの方を初めて知ったのは、時々行くお店に白井晟一さんの書がかけられていたからなんですね。それがきっかけで、東京タワーそばのノアビルを見に行ったし、この展覧会に足を運ぶことになりました。
建築家ですが、書や本の装丁の仕事でも知られています。
…ところで、後もう少しで終わる大河ドラマ『青天を衝け』の題字を書いたのは、現代美術作家の杉本博司さんだとかなり遅れて知りました。
何の気なしにぐぐったら、「下手」「ひどい」というワードがちらほら…
まあ私も何でこの人に頼むの?と思いましたがほら、杉本さんはプロの書家じゃないから、許してあげて…(´;ω;`) 写真の技術では世界的に、相当高い評価を受けている方なんですよ…日本が誇るアーティスト様ですよ…
それを言ったら、白井晟一さんも書は本職ではないのですが、いい字を書かれます。
……ΣΣ(・ω´・lll) ギクッ
い、いやその…そんなつもりは……(;ω; ))オロオロ (( ;ω;)オロオロ…
かっ、閑話休題!
『白井晟一 入門』展に話を戻しますが(汗)、建築は門外漢の私でも、良いものだと思いました。何より、白井氏の「作品」である松濤美術館の中で、白井晟一 の仕事を見る、という贅沢な時間。
初期の作品、「歓帰荘」とか、ヨーロッパの古城みたいで、うつくしいと思いました。ディズニーランドのお城とかと違う、本当の、古い典雅で堅牢なうつくしさ。
こちらのブログさんによると(何年か前の情報ですが)某高原に現存するとか。
↓
もう現存しないという自邸の、虚白庵(こはくあん)もとても素敵でした。
和風の建築で枯山水のように白砂が敷かれた中庭に、黒御影石の立方体や、コリント式柱頭、枝垂れ桜や枝垂れ梅が配され、金属の吊り灯篭が下がっている往時の様子がイカす。ハイセンス!
それに、前述したとおり、中央公論社での装丁の仕事。中公文庫、中公新書では、白井氏のデザインに今でも触れる事ができます。
他に、実現しなかった原爆堂計画とか。
満足して美術館を後にして、今度は上野の東京都美術館に移動します。
『Everyday Life : わたしは生まれなおしている』展を鑑賞するためです。
桂ゆきと丸木スマ目当てに行きました。
桂ゆきさんは、『マスク』と路上を描いた作品が印象的でした。『マスク』は、まるでこのコロナ禍に描かれたと錯覚するような作品でした(実際は何十年も前)
丸木スマも流石。
会場に掲示されていた作家略歴は、最後「突然の事故で他界」とだけありました(うろ覚えですが)。
…まあそういう書き方にするしかないでしょうね、”あれ”は。
常盤とよ子さんの、赤線をモチーフにした写真も良かったです。よくああいう場所に切り込んで行けたな、と。
この日はとても気持ちよく晴れた日でした。
…ところで。
この日一番びっくりしたのは…
『北斗の拳』がミュージカル化されるということですヽ(ill゚д゚)ノ アンビリバーボ‼!!!!
『フィスト・オブ・ノーススター~北斗の拳~』って…凄い訳です(;´Д`)
なんだろう、「汚物は消毒だ~♪」と歌って踊ったりするの?馬(黒王号)はどうすんの?と頭の中が大変なことになりました(;´∀`)・・ァハハハ・・ハハ・・ハ・・
それでは、また!!