青海のブログ

本や映画、展覧会の記録と感想等。時々、発達障害について。

文芸同人誌『彩宴』&『別冊彩宴』打ち上げ

昨日、文芸同人誌『彩宴』&『別冊彩宴』を昨年共に作った『彩ふ読書会』の仲間達と、お疲れ様会をしました。オンラインでの飲み会です♪

※以下は、内輪受けな話なので、無理に読んでいただかなくて結構ですよ。

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無人島で読書…する余裕があるかどうか

 

【目次】

 

 

結構盛会でした


オンラインで20:00開始。執筆や、編集に携わったメンバーで集まって、文学フリマや制作途中の話や今後について、その他他愛ない雑談をワイワイ楽しみました。最初は、4名位のスタートでしたが、最終的には9名集まり、予定の2時間で一旦終了後も誰も抜けず、結局3時間超の会となりました。

 

『彩ふ読書会』とは?


私が時々参加させていただいている、関西・関東各所で開催されている読書会です。
このコロナ禍で、リアルでの開催は休止中ですが、オンラインでは主催者の方や、メンバーの方々によるイベントが開催されています。

 

iro-doku.com

 

 

まずは雑談


主催のNさんのSNSでのフォロワー数の多さ、そのため今回の本販売でも拡散力があったのだろうかという話をしていました。


それから、『別冊彩宴』でのテーマ「無人島に持って行きたい本」にならい、編集長のH氏が本当に「無人島」へ行って読書してきた話とか。瀬戸内海の成ヶ島(兵庫県)という島だそうです!昔人が住んでいたけど、いなくなった「無人島」です。今も国立公園の一部なので、なんと自動水洗トイレがあるそうです。

 

ja.wikipedia.org

漫画の話


進撃の巨人』や、『ジョジョの奇妙な冒険』等の話題も。荒木飛呂彦先生が何故老けない(若くなっている?)ことについても。「リサリサ先生と一緒で、波紋の呼吸をしているからですよ!」なんて話も。『ジョジョ』の特定の闘いについて掘り下げる読書会もしようか、なんて話も。

 

ヅカ話


『彩ふ読書会』の中には、「ヅカ部」というものもあります(詳細は良く存じ上げないのですが、関西のメンバーの間で結成されているようです)。


実は昨秋、関西での読書会で出会った方々がご結婚されて、結婚式の2次会は読書会メンバーで盛り上がったようです。が、同人誌編集部(関西組)がこのイベント準備と『彩宴 創刊号』編集作業(文学フリマ東京(2020/11/22)で販売)とで大変だったとか。
編集長のH氏が結婚式の2次会でヅカ仕様で踊る余興も考えられていたようですが、実現していたら、同人誌発行作業はどうなっていたのか…

 

文学フリマの思い出


昨年参加した11月の文学フリマ東京当日の思い出話等。当日購入した本、今でも持っていますよ。

 

作った同人誌について


今回100部発行。印刷で価格のバランスが一番良い数がこれだったとのこと。売上数や、残数、通販について、1部国会図書館へ納めた(!)話等しました。

 

今後の同人誌の制作について


今年も続刊を作りたい、いつごろからどのように彩ふ読書会内でテーマを投げるか、人員募集するか、等も話し合いました。年間計画で考えていった方が良いのでは?という話も。仕事みたい(笑)
そして、いつどこの文学フリマに参加していくか、(開催されるか分からないけど)そのうちコミケにも参加してみたいね、とも話しました(抽選がありますよ~)。

 

…ところでこのブログの話ですが、今月は日数も少ないのに18記事も上げられました。ブログ開設したばかりなので月に最低10記事、良くて15記事更新を考えていたので、自分でも驚いています。でも、今後も無理はしないで続けていくつもりです。


訪問して下さった方、読んで下さった方、読者になって下さった方、はてなスターを下さった方、皆さんどうも有り難うございます!!

お題「#この1年の変化」まとめ

お題「#この1年の変化」

 

と、はてなブログからお題が出ていたので、参加します。

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【目次】

 

 

この1年の変化

 

マスク・手洗い・うがいの習慣化


皆さん言うまでもないでしょうね。

 


健康面での変化


四十肩になりました…(悲)それがきっかけで、毎月の整体通いを再開。ストレッチもして、今ではだいぶ腕や肩の可動域が広がりました。
ジョギング始めようと思っていた矢先、足底腱膜炎であると判明。接骨院で治療中。老化が始まっております。でもコロナに感染された方を思えば、恵まれていると思います。

 

 

在宅勤務開始

 

昨年4月から、在宅勤務開始。でも、時期により、毎日のように都内の会社へ出社する場合もあります。リモートアクセスは、画面が小さい!それでもテレワークを取り入れたこの生活を知った以上、毎日通勤の時代には戻りたくありません。コロナ禍が終息した後も、テレワークは続けたい。

 

 

収入が上がった


私は障害者雇用枠(契約社員)で、某企業に雇用されております。入社時「給与額は固定、昇給は無い」と言われていたのが、前回の契約更新で、少しアップしていただけました(消費税10%への対応と思われる)。そして、今回の契約更新にてまた昇給していただけました(実際の支給はこれから)。「入社時の給与でこれからずっとやりくりしていく」と思っていたので、嬉しい驚きです。会社には感謝しかありません。


まあ、正社員の担当していた業務を引き取っていたから、「同一労働同一賃金」に照らし合わせてこうなったのでしょう。ただ、今後はそんなに変わらないと言われました。しかし、親を除いて自分のことだけ考えれば良い自分には、十分です。文句なんてありません。

 


支出が減った


コロナ禍で家にいることが増えたので、これは順当でしょう(外食も減った)。今まで外出し過ぎたと思います。収入が上がっても、毎月の支出の上限額は変えず、従来通りExcelで日々の支出をがっちり管理しています。ただ、浮いた分のお金は、健康面で出てきた問題(前述の通り、四十肩や足底腱膜炎になりました…)のケアに回しています。

 


積み立てNISAを始めた


私は経済方面には全く不向きです。それでも頭痛をこらえて経済の本やネット上の情報等色々調べて、散々迷った末に決めた銘柄で定額積み立てを始めました。昇給したので、追加で購入しようか検討中。基本いじらず、放置でやっていくつもりです。

そうそう、これまで毎月振り込まれる給与から、一定の割合の金額を「絶対使わないで貯蓄する分」として給与口座とは別の口座で貯めておりました。積み立てNISAを始めたのでそれは一旦中止しています。

 


趣味への影響


基本会合にいかないと出来ない(それはモチベーション維持の面もある)ある趣味が、コロナのお蔭で事実上ほぼ休眠です。一人でやってもいいのですが、人と一緒だからやれるところもあるので。ただ、完全に辞めたくはないと思っています。

 

また、これと別に月1で集まっていた教養の会?が、これもコロナのせいで一旦終了となってしまいました。残念。

 

読書会は、リアルでの開催は無くなり、SNSでのつながりやリモートでの飲み会・読書会という形で続いています。開催にご尽力いただいてる方々には感謝です。読書会でのつながりがきっかけで、生まれて初めて文芸同人誌作成や文学フリマへの参加↓を実現しました。

 

aoumiwatatsumi.hatenablog.com

 

後、今年の1月から、このブログを始めました!

 

 

介護について情報収集を始めた


老親と同居なので、私の年では遅すぎると言われそうです。が、今まで仕事や収入が安定せず、それどころじゃあ無かったのですよ(涙)今のところ、介護保険についてのパンフレットを取り寄せたり、職場が窓口で案内していた介護に関する講座(Web)を申し込んで受講する予定です。

 

 

最後に:「Stay Home」に向いている人間

 

自閉症の一種なので、閉じこもっているのが耐えがたい!とか、人に会えず辛い、という気持ちがあまりないのが救いです。

TVとかで子供たちが「学校にいけなくて辛い」「せっかく大学へ入ったのに(会わないから)友達が出来ず辛い」ということを言っているのが(大変なのでしょうが)"異星人の言葉"としか思えなかったです。でもそれが"普通"なのでしょうね。

 

なにしろ、

学校行かなくて良い!? ヾ(*ゝω・*)ノやったネ!!!

と思うのが基本の人間だったので。

 

コロナ禍で、失業や減収、遠方への帰省がままならない方に関しては、本当にお気の毒だと思っております。皆さん、後しばらくの辛抱ですよ!!

文芸同人誌『彩宴』&『別冊彩宴』通販のお知らせ

おかしいな、はてなスター(★)をくださった方のブログへ行くと、「★+」というボタンが非表示で押せません。…という訳で、こちらから記事に★を出せない方がおられます。済みません…

 

文芸同人誌の宣伝

 

さて、『彩ふ読書会』公式サイトでの通販が開始されたのでこちらでも宣伝します。
(こんな出来立てほやほやの過疎ブログでの宣伝効果があるかは不明ですが…)

 

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装丁が素敵でしょう?

 

私が編集・執筆で参加させていただいた以下の文芸同人誌の通販が開始されました。以下2冊となります。

 

『彩宴(創刊号)』
編集として参加しました。このメンバーで本を作ったのは初めて。にも関わらず、皆さん力作ぞろいでデザインも良い(プロの仕事!)です。

 

内容をご説明すると、二部構成で、第一部はテーマ投稿「読書」、第二部は自由投稿で、小説や詩、エッセイ、評論と綺羅星のような作品群です。

 

2020年11月22日(日)東京 文学フリマでの新刊として発行。当日は私も売り子として参加しました(思ったより"密"な会場で、怖かった…!)


『別冊彩宴』(コピー本)
執筆で参加しました。「無人島に持って行く本」というテーマで、自分は『源氏物語』を取り上げました。2021年1月17日(日)「第五回文学フリマ京都」での新刊として発行…の予定でしたが、残念な事にこのイベントは中止となりました(新型コロナウィルス拡大緊急事態宣言を受けて)

以下リンク先で通販を受け付けています。よろしかったら購入をお願いいたします!

iro-doku.com

 

『彩ふ読書会』とは?

 

私が時々参加させていただいている、関西・関東各所で開催されている読書会です。
このコロナ禍で、リアルでの開催は休止中ですが、オンラインでは主催者の方や、メンバーの方々によるイベントが開催されています。

 

iro-doku.com

 

第三十一回文学フリマ東京(2020/11/22)に参加

 

編集として参加した『彩宴(創刊号)』を新刊として、彩ふ読書会は昨年11/22(日)に初めて、文学フリマに参加しました。私も当日売り子としてお手伝いしました。

bunfree.net


公式サイトによると、文学フリマとは、全国で開催されている文学作品の展示即売会です。「自らが<文学>と信じるもの」なら自由に販売出来て、一般商業流通には乗らない作品がたくさん集まります。プロの作家やライター、編集者も出店されていました。
お店によっては、早く売り切れるところもあり、事前にチェックとかしていくと良いかと思います。彩ふ読書会のお隣のブースはお一人の参加でいらっしゃいましたが、元々SNSで固定のファンがついておられるのか、ひっきりなしにお客さんが来ておられたのが印象的でした。

 

そして驚いたのは、多くの出展者さんの本(本だけじゃ無いですが)の装丁が、もう市場で流通しているレベルのクオリティだった事です。勿論印刷屋さんの仕事かとも思いますが、プロのデザイナーさんやイラストレーターも一枚噛んでいそうなものもありました。

 

まあ、我らが『彩宴(創刊号)』・『別冊彩宴』も参加者の方の素晴らしいデザイン・画力で、なかなかのクオリティでしたけどね!(`・ω´・)+

 

この時思ったのは、漫画の即売会みたいに、パラパラ見て、好みかどうか判断するのが、文芸同人誌では難しいという事です。ちょっとしたガチャです。当日買った本は、当たりもあるし、ハズレもありました。そして、編集者の存在が如何に大事かと思いました。

 

しかし、何より当日思ったのは、「思ったより人出が多い」という事です。結構"密"でした…・゚・(ノД\lll)・゚・コワイヨォォォォ・・・コロナ禍もあり、文芸同人誌のイベントにこんなに人が来るんだ、と正直意外でした。

 

今はネットやSNSで沢山の人が発信したテキストを手軽に読めるのに、わざわざ紙に手間暇かけて印刷して製本したものを求めて何故こんなに多くの人達が来るのか?、今回の『彩宴』執筆者の一人が言われていましたが、ネットでは炎上しかねない内容のものを紙媒体で出している、という一面があるようです。確かにわざわざ買い求めてくる読者でないと読めないものなら、ネットで一気に拡散とはいかないでしょう。全てそれで説明がつくとは限りませんが、このもどかしさには意味があると分かりました。。

 

 

文学フリマ、また行きたい

 

コロナ禍が終息したら、またこういったイベントへ行きたいと思いました。そう言えばコミティアも行った事無いのですよね…

【レポート】1/23(土)第21回オンライン哲学カフェ(彩ふ読書会)

昨日はオンラインにて「彩ふ読書会」のオンライン哲学カフェに参加しておりました。

 

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彩ふ読書会とは?

 

私が時々参加させていただいている、関西・関東各所で開催されている読書会です。
このコロナ禍で、リアルでの開催は休止中ですが、オンラインでは主催者の方や、メンバーの方々によるイベントが開催されています。

iro-doku.com


彩ふ読書会の哲学カフェとは?

 

彩ふ読書会内部では色々な「ブカツ」という派生して生まれた活動が行われています。「神社仏閣部」、「ビジネス書、自己啓発書部」、「料理部」等々…「哲学カフェ」もその一つです。
こちらの哲学カフェでは、毎回テーマを決めて、参加者が自由に意見を出し合います。結論を出すのが目的では無く、基本他の方の意見を否定はしないのがルールです。コロナのせいでこちらもリアルな開催は中止、現在オンライン開催となっております。この哲学カフェは主催のちくわさんやメンバーの多くが関西なので、こういう点では関東の自分は有難いです。

 


1/23(土)第21回オンライン哲学カフェについて


昨日の哲学カフェは、いつもと違い、「哲学的推し本を紹介し合う会」というテーマでした。自分が哲学的だと思う本を各自持参して、その本について話す読書会という形での開催です。以前1度同様の回に参加しまして、その時はフランクル『夜と霧』で参加しました。

 


エリック・ホッファー著『魂の錬金術』を紹介

 

さて、今回私が紹介したのは、20世紀のアメリカに生きた「沖仲士の哲学者」エリック・ホッファー『魂の錬金術 エリック・ホッファー全アフォリズム集』です。これ読みながら、2020年アメリカ大統領選挙や、それに伴う混迷を見ていたら、いちいち頷く事が多かったので、タイムリーかと選びました。


他の方々の推し本は以下のとおり。

 

  1. 進撃の巨人』(諫山 創講談社
  2. 『私の嫌いな10の言葉』(中島 義道 著 新潮文庫
  3. 『宗教のこころ』(古田 紹欽 著 現代教養文庫
  4. 『ライオンのおやつ』(小川 糸 著 ポプラ社
  5. 『自由論』(ミル 著 光文社古典新訳文庫
  6. 『NHK 100分 de 名著 ブルデューディスタンクシオン』 2020年 12月』(NHKテキスト)

 


その他出た話題

 

「『進撃の巨人』は『デビルマン』を膨らませた話なんじゃないか」という意見が興味深かったです。また、中島 義道さんは、身近にいたら嫌だけど、面白そうな人だと思いました。しかし「ファンです」と言われるのも嫌なんだそうです(笑)。それから、「ほほえみうつ病」なんてものも初めて知りました…現代は面倒くさい。


お茶(茶道)をなさっている方のお話も聞けました。昔一瞬だけ習っていました。好きでしたが、職が安定しない時代で、お金が続かず辞める事に…(涙)お茶は密の最たるもの。大変そうです。


哲学カフェ終了後のフリートークで、皆さんの2020年の一番の推し本も話題になりました。ここはメモっていなかったので、私の推し本だけ。『コンテナ物語 世界を変えたのは「箱」の発明だった 増補改訂版』です。

 

 

 


『天気の子』とトロッコ問題

 

ところで、先日やっと新海誠監督の『天気の子』を観ました。上記のように、以前に「哲学的推し本を紹介し合う会」が開催された時、この作品の小説版?を紹介された方が、「この映画の主題はトロッコ問題では?」と投げかけられていた事を覚えていますが、ほんとそれでした。

 

tenkinoko.com


私はあの結末で良かったと思います。

(以下ネタバレ反転)

世界より女だよ!子供なんだし自分達の事だけ考えていればいいんだよ。

 

今回も楽しい時間を過ごさせていただきました。参加された皆さん、有難うございました。