仕事でポカミスをして、やけ酒を喰らっていた今日この頃です。
飲んだお酒が甘ったるくていまいちだったので気分転換にはならず(汗)果汁・果実系酒は好きなんですが、これはハズレでした(;´∀`)
酒に逃げちゃだめだ~と、翌日は(`・ω・´)シャキーンと働きましたよー。
さて、小西 明日翔先生の『来世は他人がいい!』の最新刊5巻が出たので、既刊分まとめて感想を書きました。
評価:★★★★☆(5つ★満点))
概要
関西の極道の組長の孫娘、染井吉乃が、祖父の勝手で関東の極道の組長の孫(実際は姪孫)である深山霧島(ドMのサイコパス)と婚約することとなってすったもんだの漫画。
感想
本作は初めは良かった… だから初めの方は星5つ、5巻は星3つくらいで、平均した評価は星4つです。元々、Pixiv掲載の頃から好きでした。が、4、5巻であまり面白く無くなってきました。
ヒロインの吉乃は、自分は普通人だと思い込んでいるけれど…実はイカレた女という設定なのですが、狂気が発現する時の顔芸ばかりが目立って、そんなに凄いと思えません。何だか吉乃がキメ台詞を大上段な感じで言うのがワンパターンになりつつあります。当初は『HELLSING』みたいにイカれた奴らばかりで、外連味たっぷりで面白かったのに。
本作は少女漫画だと思っていますので、「もっとヒロインを美しく描いてくれ!」と思います。優雅な流し目や含み笑いでも地獄のようなファムファタルは表現できますよ~
キャラが違う?戦闘系・謀略系ヒロインでもねー、綺麗なヒロインを見たいですよ。変な顔して凄めばいいってもんじゃないですよ。訳のわからないイカモノと化しているような。
作者曰く、本作はウソヤクザものらしいですが、だったらいっそ『やじきた学園道中記』とか『クライングフリーマン』(これはチャイニーズマフィアものですが)位突っ切って欲しいです。
なんでしょう、極道の家という特殊な環境と、ほっこりした日常のギャップや、実は少女漫画の王道ポイントを押さえた三角関係とかが良かったのでしょうか…
『春の呪い』(ドラマ化!!)は2巻でギュッとまとまっていて完成度高かったのに。
作画やコマ割りも、4巻あたりだと細やかになっていたけど、最新刊の5巻だと大雑把になってきたような。
吉乃に惚れている霧島は、安定のサイコパスなんですけどね。
吉乃の義兄弟で、彼女を深く想っている翔真が「ヤリ●ン」なのは分かります。色々遊んでいても、一番大切な吉乃には手を出せない、全然"アリ"です。椿ちゃんと仲が悪いのも分かる気がします。
うーん、吉乃の家庭環境のこととか、まだ興味はあるので、読み続けるべきか様子を見てみます。
それでは、また!