青海のブログ

本や映画、展覧会の記録と感想等。時々、発達障害について。

孤独死まっしぐら!?

ベルセルク』の作者、お亡くなりになったんですね(´・ω・`) ご冥福をお祈りいたします…

 

さて、記事タイトルはこのブログの名前を考えていた時、当初候補として上がっていたものでーす。流石にきついかと思いやめましたけど(笑)

f:id:aoumiwatatsumi:20210521002351j:plain

売られていたマツバボタン


自分はガチで孤独死するだろうと思っているので、これがピッタリかな?と。

 

【目次】

 

孤独死はそんなに悪いものか

自分は、孤独死はそう悪いものとは考えていません。

f:id:aoumiwatatsumi:20210521002815j:plain

チェリーセージの人気の品種「ホットリップス」


死んだことが無いので、死に際にいやだいやだ独りで死にたくない…!!ともがくかもしれませんが、誰かに看取ってもらうって、今は相当に贅沢じゃないのかと思います。亡き父は、最後に緩和ケア病棟で亡くなりましたが、死んだ瞬間は、夜中で家族は勿論、看護婦さんも巡回の谷間でそばにはおらず、独りで逝ったと言えますし。

 

でも独りで誰にも看取られず死ぬって、そんなに悪い嫌なことなんでしょうかね、最後は苦しいし心細いでしょうが、死ぬんだから苦しいのはしょうがないですし。
孤独死を忌避する心情がいまいち分からないのは私が自閉症だからでしょうか……


老衰で、孤独死する?頃、どうしているかな。ブログは続けている?(笑)

 

科学の進歩を待ちましょう

孤独死が良くない点は、発見されるのが遅れて、腐乱死体になるところ。片付ける人達、物件の大家さん等関係者が大変!

f:id:aoumiwatatsumi:20210521003546j:plain

一つの株で、多様な色に咲いている紫陽花(*´ω`*)

でも、『ミステリと言う勿れ』で言われていたように、科学の進歩で死亡後早めに分かるようなシステムができれば、これは解決されるし、孤独死自体が悪いということは無いんじゃないかと思います。

 

 

ニーズは充分ある気がします。私が(途中で事故死や病死が無い限り)老衰で亡くなる頃にはこういった技術は間に合うと楽観的に思っています。

 

後は、死ぬ間際までの介護をどう受けるかですが、過去にある方が、私が老いた頃にはAIに介護してもらって亡くなるシステムが確立しているだろうと言ってくださっていて、これは結構現実的な話だと思っています。そうなったとしても嫌だとは感じません。むしろ楽しみです。話し相手にもなってくれるレベルなら、なお良し(笑)

 

想像したからこそ実現した

AIに最後を看取ってもらう話は、戸田 誠二先生の漫画『スキエンティア』に収録の短編、「ロボット」は、まさにそういう話でした。後、山本 弘先生のSF小説『アイの物語』』収録の「詩音が来た日」もありますね。どちらもとても良い話でした。

 

 

アイの物語 (角川文庫)

アイの物語 (角川文庫)

 

 

え?そんなの架空の話に過ぎないですって?

 

そうでしょうか。先駆的なSF作家のジュール・ヴェルヌがこういう言葉を残しています。

f:id:aoumiwatatsumi:20210522000121j:plain

代表作『八十日間世界一周』『海底二万里』等


 

「人間が想像できることは、人間が必ず実現できる」(Tout ce qu'un homme est capable d'imaginer, d'autres hommes seront capables)

 

実際、ヴェルヌの小説『月世界旅行』は、アポロ計画を予言したと言われています。

 

 

「月に行こう」と思った人がいたから、実現したのですよ。

 

そもそも今飛行機や自動車やコンピュータやロボットがあるのは、人が想像したからです。「空を飛ぼう」と考えた人がいたから、トライし続けたから飛行機と言うものが生まれたんです。きっとそういう人達は、時には うはは、ば~か!と言われることもあったでしょう。でも諦めない人もいた。

 

ライト兄弟が世界初の有人動力飛行に成功したのは1903年、今から120年弱前の話。たった120年足らずで"今"はどうなっていますか?宇宙旅行の話も出ていますよね。今、無人運転の自動車も実現しつつありますが、昔は完全にSFの中だけの話でしたよ。

 

そりゃあね、インターネットや航空工学の進歩は、軍事と密接に関係しています。人間ですから沢山沢山酷いことや悪いことを考えたり実現したりもしますけど、ね…

 

ちなみに、アニメ『ふしぎの海のナディア』は、ヴェルヌの『海底二万里』と『神秘の島』を下敷きにして作られています♪

 

 

自分が亡き後の植物が心配

私としては、独りで最後なんて嫌とか、そんなことより(もし死ぬ間際までへっぽこガーデニングをしていたら)、植物達の始末をどうすれば良いかということが気になります。寝たきりになったら世話が出来るか心配ですし、そして自分が亡き後"ゴミ"として廃棄されるのは悲しいです。

f:id:aoumiwatatsumi:20210521004150j:plain

また新しい仲間が増えてしまった

 

飼い主亡きあとのペットの里親探しってありますが、植物でもニーズが結構あるようで、それに対応したビジネスを立ち上げられたところもあります。

 

うろ覚えですが、吉本ばななさんの小説『キッチン』で、病院に入院して死にかけている人が、自ら希望して病室に持ってきて貰った鉢植えを家族に持ち帰ってと泣きながら頼んでいたエピソードがあったんですよ。(もう自分は死んでいくから)持って帰って、と懇願するんです。あれを思うと、死期が分かったら、植物達を手放さなくてはならないのかな…と暗澹たる気持ちになります。

 

キッチン

キッチン

 

 

な~んて、年を越して世話する植物が、シャコバサボテンくらいしかないというのに(後は枯らした(´・ω・`))何心配しているんだと自分の妄想大魔神っぷりに呆れます\(゜Q。)ホエー


それでは、また!