最近、ノムさん&サッチーご夫婦のことを検索していたせいで、AIが勘違いしてプロ野球の試合情報を通知してきて困っています。違うんだ…私は野球には興味ないんだよ…
さて、先日午後休を取ったので、天王洲アイルのギャラリーSOKYO ATSUMIにて開催中の『三島喜美代個展 1950年代から2021年まで』を始めとして、現代アートを鑑賞して来たので、その感想です。
本当は、昨日の『メヒコの衝撃』展より先に観たのですが、こちらの方が会期が長いので、後回しにしました。
会期は9/30(木)まで。
天王洲アイルは、ここに本社がある会社、寺田倉庫が仕切っています。
名前の通り、物流会社ですが、アート作品の保管、超高級ワイン向けのワインセラー、温度湿度管理が難しい高価な楽器の保管等、独自の展開を見せています。アートで商売をしているだけあり、沢山のギャラリー、パブリックアートの設置などで、このエリアを「アートの街」という付加価値を付けることに成功しているようです。(素敵なレストラン、カフェも沢山♪)
SOKYO ATSUMIも、この会社のビル「TERRADA ART COMPLEXⅡ」のテナントの一つです。寺田倉庫の多層階のビルで、エレベーターを利用するのは今回が初めてでした。
それで!今回一番(自分の中で)盛り上がったのが、ビルのエレベーターです。
もう「THE 倉庫」という作りで(元々倉庫だったのでしょうね)、うおお…!と一人アツくなっておりました(笑)写真をパシャパシャ。
3Fのギャラリーに着いたら「アポイント制ですヾ(*ゝω・*)ノ」の貼り紙が…
HPにそんな注意書き無かったよ~、と入り口でオロオロしていたら、入れていただけました。感謝。この時の対応や、作品鑑賞時に色々と説明して下さったり、感じの良いスタッフさんが揃っているようでした。
(※入場の際「氏名・メルアド・住所」を記帳しました)
この『三島喜美代個展』、会期は今年の7月からでしたが、コロナ禍の緊急事態宣言やらなんやらで、9/13まで休廊の憂き目を見ておりました。やっと来れましたよ…
さて、三島喜美代さんは、段ボールや新聞紙、空き缶等を陶器で作っている作風がとても面白いと思い、見に行きたかったのですが…コミック雑誌「少年ジャンプ」や「少年マガジン」、サンキストレモンの段ボールのボロイ箱を陶器で作ってあって、やっぱり面白い。
ギャラリー内の写真は撮影しなかったのですが(遠慮して撮影可か確認も出来なかった)、実は、この近辺に、パブリックアートとして三島さんの作品が設置されているので、代わりに写してきました。
天王洲アイルの東横INN前にあるんです!
写真のとおり、結構巨大な作品です(横の三角コーンで比較できると思います)。
このゴミ箱(金属製)の中の段ボールに見える"ゴミ"は全て陶器で作っているそうです。文字等は全て手描きだとか。
私見では、パブリックアートとして設置のこの作品がこれだけのサイズとなったのは、通りがかりの人が「中身」を取り出したり持って行ったりできないようにするためかな…と思っています。
さて、三島展鑑賞後、「TERRADA ART COMPLEX」「TERRADA ART COMPLEXⅡ」内の他のギャラリーも覗いて、寺田倉庫G1ビルに向かいます。
こちらで開催の、「WHO IS BANKSY? バンクシーって誰?」展も鑑賞してきました。
世界各地のストリートでグラフィティのような「壁に絵を描く」アクションで知られる、覆面アーティスト、バンクシーの展覧会です。
感想は…うーん、複製が多かったせいか、ピンときませんでした。(持ち運べるオリジナル作品も結構ありましたが)イスラエルのガザ地区や、ベツレヘム等、作品が生み出されたリアルタイムで現地で見ていたら、また印象が違ったかもしれません。
最近の展覧会は、写真撮影可なところが多いのは嬉しいと思います。
最近心が沈むことが多かったですが、アートのお蔭でリフレッシュできました。
それでは、また!