青海のブログ

本や映画、展覧会の記録と感想等。時々、発達障害について。

『ミティラー美術館コレクション展 インド コスモロジーアート 自然と共生の世界』感想

2/19(金)は、休みを取って確定申告と見たかった展覧会へと出かけました。

 

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たばこと塩の博物館前で メインの動物の絵は虎

右端の写真(雪国の建物)はミティラー美術館


【目次】

 

 

まずは確定申告

午前中、地元の税務署へ行き、令和2年の医療費の控除の手続きを済ませました。昨年は盛大に医療費を支払ったので、悪いとは思いつつ、予約をとって行きました(分からない事が多かったので)。こんな時に"密"を作る元となって、正直申し訳なかったです。


還付金額は…今までの労力(支払の度にその都度領収証を整理・交通費医療費を記録していた、来場の予約のため国税庁の公式Lineアカウントを友達申請した等)を考えたら、正直「頑張って手続きしなくて良かったかも?」と思ってしまったです(;´Д`)

来年こそは、オンライン申請するぞ!(`・ω・´)キリッ と思いましたが、今年も医療費に10万円…払うかも。

 

小規模ながら、気合の入った展覧会

押上でランチ後博物館へ

確定申告も終わって、東京スカイツリーのおひざ元の押上へ移動。渋い蕎麦カフェで豚蕎麦とホットコーヒーのセット(1,650円)をいただきます。分厚い豚肉も蕎麦もかえしも、そして食後のコーヒーも大変美味でした♪ 飲食店は今大変でしょうが、持ちこたえてもらいたいです。

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蕎麦屋。店内撮影禁止なので外観だけ

tabelog.com


それから、晴天の中、歩いて 「たばこと塩の博物館(今は墨田区にあるんです)」へ移動。お目当ての『ミティラー美術館コレクション展 インド コスモロジーアート 自然と共生の世界』を鑑賞しました。

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www.tabashio.jp

 

ミティラー美術館とは?

 

ミティラー美術館は、新潟県十日町市の雪深い森にある旧大池小学校の校舎を利用した私立の美術館です。同美術館は、インドのミティラー地方において母から娘へと3000年にわたって伝承されてきた壁画であるミティラー画をはじめ、インド先住民族ワルリー族が描くワルリー画やゴンド族の描くゴンド画、5000年以上の歴史を持つテラコッタ(素焼の陶器)などを数多く所蔵しています。また、インド人の描き手を招へいし、新たなアートの創造の場を提供しています。新しい作品を含めて、その量と質は世界に類がないものとインド政府からも高く評価されています。

(「たばこと塩の博物館」公式サイトより引用)

 

www.mithila-museum.com

これらは元々は職業作家によるものではなく、生活に根差した祈りから生まれた、主に普通の女性達が中心になって担ってきたフォークアートです。現在は専業化しているようですが。

 

ゴンド画と言えば、以前、タラ・ブックスの『夜の木』という絵本が話題になりましたよね。今amazonで調べたら、えらい価格に…

 

 

コスパの良い展覧会

この博物館、初めて来ましたが、入場料が大人100円という驚異の安さ!障害者手帳で無料とするつもりでしたが、払っちゃいました。これが専売公社の力か…それなのに、渡されたパンフレットは総ページカラー16Pという気合の入ったもの。

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このパンレットは高いクオリティでした

展示はワンルームという決して大規模なものでは無いですが、とても充実した内容でした。個人的には、ガンガー・デーヴィさんのミティラー画が印象的でした。

鑑賞後、ミュージアムショップで、ポストカードと「TAKIBI BAKERY(吉祥寺のお店なんですね)」のチャイ(3パック入り)を購入。アマビエ型の塩オブジェにちょっとクラっときましたが、今回はパス。


展覧会は、今年の5/16(日)まで。おすすめの展覧会です。